芸能

《真相スクープ》氷川きよしが事務所退所&活動再開 “独立金”3億円を払ってでも再出発したかった強い思い

氷川きよしが独立

氷川きよしには“独立金”を払ってでも独立したい強い思いがあった

“演歌界のプリンス”氷川きよし(46才)が4月27日、デビュー以来24年間所属した事務所を退所し、新事務所を設立したことを発表した。

 氷川は、同社のホームページに《右も左もわからないデビュー当時からお仕事のチャンスや、ご指導を頂き、支えて頂いた、株式会社長良プロダクションの皆様には感謝の念に堪えません》と綴った。同社も《新たな挑戦を成功させることを願っております》とコメントし、双方が円満退所を強調したが、氷川には多額の“独立金”を払ってでも再出発したいという強い思いがあったのだろう。

 氷川が前所属事務所「長良プロダクション」の援助を受けて地上2階・地下2階建ての瀟洒な御殿を建てたのはいまから約10年前。当時、氷川が取得した土地には3億4496万円の抵当権が設定されていた。

「延床面積は約600平方メートル。著名な建築家が設計を手掛け、地下に最新の音響装置を備えたスタジオもある大豪邸です。登記簿上の元の債権者は前事務所で、同社が氷川さんに大金を貸したのは長年にわたる功績と同社への貢献をねぎらってのこと。2012年に不慮の事故で亡くなった先代会長の長良じゅん氏の強い意向があったともいわれています」(芸能関係者)

 2022年1月に《自分を見つめなおし、リフレッシュする時間をつくりたい》とコメントした氷川は、翌年から無期限の活動休止に入ったが、その後も前事務所のバックアップは続いた。

「当初、休業はあくまでも音楽活動の休止のみで、ほかの活動については長良プロがサポートを続けていくということでした。ところが、その後、氷川さんが表舞台に出てくることはなく、復帰の時期も未定のまま。一方で早い段階から独立の意思は固まっていたようで、氷川さんは個人事務所『KIZNA(キズナ)』の設立に向けた準備を進めつつ、弁護士を立てた上で前事務所との話し合いを続けていました」(前出・芸能関係者)

 ネックとなったのは自宅に設定された抵当権だ。前事務所に借りた形の3億円超を返済することが退所条件のひとつだったとみられるが、仕事を休んでいる氷川にとっては簡単に用意できる額ではなかった。

「一時は自宅を売却するという噂も流れましたが、最悪の事態は免れたようです。最終的に抵当権が抹消されたのは退所2日前の3月29日。書類上はほぼ同額を銀行に借り換えたことになっているうえ、ファンクラブの移行がまだ済んでいないことからも最後まで目まぐるしいやり取りが続いていたことがうかがえます」(前出・芸能関係者)

 
 5月9日発売の『女性セブン』では、デビュー前の氷川を見出し、国民的歌手に育てあげた作曲家・水森英夫氏が明かすデビューまでの秘話、氷川と事務所との間にあった方向性のズレ、氷川が記者から直撃を受けた際に語った言葉などについて詳報している。

関連記事

トピックス

左:激太り後の水原被告、右:2月6日、懲役刑を言い渡された時の水原被告(左:AFLO、右:時事通信)
《3度目の正直「ついに収監」》水原一平被告と最愛の妻はすでに別居状態か〈私の夢は彼と小さな結婚式を挙げること〉 ペットとの面会に米連邦刑務局は「ノー!ノー!ノー!」
NEWSポストセブン
9月に成年式を控える悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
悠仁さまが学園祭にご参加、裏方として“不思議な飲み物”を販売 女性グループからの撮影リクエストにピースサイン、宮内庁関係者は“会いに行ける皇族化”を懸念 
女性セブン
衆院広島5区の支部長に選出された今井健仁氏にトラブル(ホームページより)
【スクープ】自民広島5区新候補、東大卒弁護士が「イカサマM&A事件」で8000万円賠償を命じられていた
週刊ポスト
V9伝説を振り返った長嶋茂雄さんのロングインタビューを再録
【長嶋茂雄さんロングインタビュー特別再録】永久不滅のV9伝説「あの頃は試合をしていても負ける気がしなかった。やっていた本人が言うんだから間違いないよ」
週刊ポスト
“超ミニ丈”のテニスウェア姿を披露した園田選手(本人インスタグラムより)
《けしからん恵体で注目》プロテニス選手・園田彩乃「ほしい物リスト」に並ぶ生々しい高単価商品の数々…初のファンミ価格は強気のお値段
NEWSポストセブン
山尾志桜里氏(=左。時事通信フォト)と望月衣塑子記者
山尾志桜里氏“公認取り消し問題”に望月衣塑子記者が国民民主党・玉木代表を猛批判「自分で出馬を誘っておいて、国民受けが良くないと即切り捨てる」
週刊ポスト
「〈ゆりかご〉出身の全員が、幸せを感じて生きられるのが理想です。」
「自分は捨てられたと思うのは簡単。でも…」赤ちゃんポスト第1号・宮津航一さん(21)が「ゆりかごは《子どもの捨て場所》じゃない」と思う“理由”
NEWSポストセブン
浅草・浅草寺で撮影された台湾人観光客の写真が物議を醸している(Xより)
「私に群がる日本のファンたち…」浅草・台湾人観光客の“#羞恥任務”が物議、ITジャーナリスト解説「炎上も計算の内かもしれません」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
2013年大阪桐蔭の春夏甲子園出場に主力として貢献した福森大翔(本人提供)
【10万人に6例未満のがんと闘う甲子園のスター】絶望を支える妻の献身「私が治すから大丈夫」オリックス・森友哉、元阪神・西岡や岩田も応援
NEWSポストセブン
ヨグマタ相川圭子 ヒマラヤ大聖者の人生相談
ヨグマタ相川圭子 ヒマラヤ大聖者の人生相談【第24回】現在70歳。自分は、人に何かを与えられる存在だったのか…これから私にできることはありますか?
週刊ポスト
「週刊ポスト」本日発売! 食卓を汚染する「危ない輸入冷凍食品」の闇ほか
「週刊ポスト」本日発売! 食卓を汚染する「危ない輸入冷凍食品」の闇ほか
NEWSポストセブン