国内

新年恒例「歌会始の儀」 天皇陛下「窓開く日」に思いを馳せられて

(時事通信フォト)

「講書始の儀」を欠席された皇后雅子さまも歌会始は出席され、「新しき住まひとなれる吹上の窓から望む大樹のみどり」という歌を詠まれた(時事通信フォト)

「世界との往き来難かる世はつづき窓開く日を偏に願ふ」

 天皇陛下は1月18日、新年恒例の宮中行事「歌会始の儀」に出席された。今年のお題は「窓」。陛下はコロナ禍の収束を願い、冒頭の歌を詠まれた。今年こそは、世界との往来が再び盛んになるように──そんな願いが込められた御歌だ。

 今年成人されたご長女の愛子さまも、皇族として初めて歌を寄せられた。

「英国の学び舎に立つ時迎へ開かれそむる世界への窓」

 学習院女子高等科2年生の夏休み、イギリス・イートン校に短期留学される前の、胸躍るお気持ちを表現されたという。愛子さまは学業を優先され、儀式には出席されなかった。しかし、親子ともに「世界への窓」が開くことを願われている。

 陛下は14日には、学問の第一人者から講義を受けられる「講書始の儀」に、秋篠宮さまや佳子さまらとともにご出席。開発経済学や人工知能についての講義に、熱心に耳を傾けられた。

写真/時事通信社

※女性セブン2022年2月3日号

(時事通信フォト)

陛下は14日には、学問の第一人者から講義を受けられる「講書始の儀」に秋篠宮さまや佳子さまらとご出席。開発経済学や人工知能についての講義に、熱心に耳を傾けられた(時事通信フォト)

関連記事

トピックス

愛子さま
【愛子さま、日赤に就職】想定を大幅に上回る熱心な仕事ぶり ほぼフルタイム出勤で皇室活動と“ダブルワーク”状態
女性セブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
嵐について「必ず5人で集まって話をします」と語った大野智
【独占激白】嵐・大野智、活動休止後初めて取材に応じた!「今年に入ってから何度も会ってますよ。招集をかけるのは翔くんかな」
女性セブン
不倫騒動や事務所からの独立で世間の話題となった広末涼子(時事通信フォト)
《「子供たちのために…」に批判の声》広末涼子、復帰するも立ちはだかる「壁」 ”完全復活”のために今からでも遅くない「記者会見」を開く必要性
NEWSポストセブン
前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
SNSで「卒業」と離婚報告した、「第13回ベストマザー賞2021」政治部門を受賞した国際政治学者の三浦瑠麗さん(時事通信フォト)
三浦瑠麗氏、離婚発表なのに「卒業」「友人に」を強調し「三浦姓」を選択したとわざわざ知らせた狙い
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
昨年ドラフト1位で広島に入団した常広羽也斗(時事通信)
《痛恨の青学卒業失敗》広島ドラ1・常広羽也斗「あと1単位で留年」今後シーズンは“野球専念”も単位修得は「秋以降に」
NEWSポストセブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【ケーキのろうそくを一息で吹き消した】六代目山口組機関紙が報じた「司忍組長82歳誕生日会」の一部始終
NEWSポストセブン
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
元工藤會幹部の伊藤明雄・受刑者の手記
【元工藤會幹部の獄中手記】「センター試験で9割」「東京外語大入学」の秀才はなぜ凶悪組織の“広報”になったのか
週刊ポスト