日銀総裁は「物価の番人」と呼ばれるが、いまや値上げの音頭を取る“物価マフィア”になったようではないか。
黒田発言に批判が鳴り止まないのは、「国民生活より企業収益」というマクロ経済優先の視点で物価上昇を推奨するような意識を持つ人物が、今の時代に、日銀の総裁にふさわしいかを問われているからだ。
「スーパーでものを買ったこともあるが、基本的には家内がやっている。物価の動向を直接買うことで感じているほどではない」
黒田氏自身が国会でそう証言した。
※週刊ポスト2022年7月1日号
日銀総裁は「物価の番人」と呼ばれるが、いまや値上げの音頭を取る“物価マフィア”になったようではないか。
黒田発言に批判が鳴り止まないのは、「国民生活より企業収益」というマクロ経済優先の視点で物価上昇を推奨するような意識を持つ人物が、今の時代に、日銀の総裁にふさわしいかを問われているからだ。
「スーパーでものを買ったこともあるが、基本的には家内がやっている。物価の動向を直接買うことで感じているほどではない」
黒田氏自身が国会でそう証言した。
※週刊ポスト2022年7月1日号