ゆるジャンプのやり方

ゆるジャンプのやり方(イラスト/黒木督之)

8秒間に8回のジャンプでもいい

 やり方はとても簡単。まっすぐ跳んで、そのまままっすぐ同じ場所に着地するだけ。

「自分の体が一直線、棒になっているというイメージで跳びましょう。けがをしないように、着地するときは軽く膝を曲げてください」

 基本はこれだけ。ほかのポイントは自分の健康状態などに合わせて調整すればいい。

「ジャンプと聞くと、高く跳ばないといけないと思う人もいますが、足が軽く浮くくらいで充分。

 また、いきなり一度に300回や400回跳ぶと、体が疲れてしまいます。朝昼晩とそれぞれ1分100回くらいを目安に取り組みましょう。息は弾むけれど、笑顔で会話しながら跳ぶことができるくらいでOK。無理のない範囲で行ってください」

 慣れたらたくさん跳ぶのもアリ。逆に1分間やり続けるのが厳しければ、短い時間で小分けにしたり、ゆっくりしたペースで跳んでもかまわない。

「人それぞれ健康状態は違うので、回数やペースは目安でしかありません。慣れるまで、8秒間に8回のジャンプでもいいんです。

 意識してほしいのは“跳ぶ習慣をつけること”。自分のペースで行ってください」

 せっかく跳ぶのであれば、燃焼効果の高い時間帯に狙いを定めたい。

 日中や入浴後など体があたたまっている時間帯はけがも防げ、燃焼効果アップも期待できる。逆に、起きてすぐは自律神経が整っておらず、体がまだ目覚めていないので避けた方がいい。

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