もちろん豪華な装備も魅力。天井の巨大なパノラマウインドウと約2メートルの高さがある室内の開放感が車内の快適性を一層高めている。ソファに腰を下ろすと、ここがクルマの中だというのを忘れてしまいそうだ。
「ホント、家よりくつろげるんです。キャンピングカーのいいところは、景色のいい場所がどこでも最高の宿になり、予定も、予約もいらない自由な旅ができること。それに、休日でも家で昼間からビールを飲んでるとなんとなく罪悪感があるんですけど、ここだとそんな気持ちにもなりませんから。むしろ朝からでもおいしく飲めちゃう(笑)」
モーターホームともいわれるキャンピングカーだが、このクルマは家なんかじゃない。贅沢な週末時間を過ごすための憩いの別荘なのだ。
取材・文/和田義弥 撮影/山本智