続いて、こんなやり取りも。
「俺最近、10代に興味持ってんだよ」(吉川氏)
「本当ですか? でも確かになかなか10代なんて出会わないですよね」(女性)
「普段からそんな感じの服装なの? 今日は少し落ち着きめで来たの?」(吉川氏)
「今日はちょっと落ち着いて……でも普段もこんな感じですよ」(女性)
さらに、初めて会った時のことについて吉川氏は、「あとほら、やっぱ年齢聞いてさ。ちょっとさすがに話合わねぇし、と思ったから……(女性が)イヤだろうなって」と語っており、出会った当初から10代と認識していたことは明らかである。
本誌取材班は前述の通り、後日あらためて女性を直撃し、18歳であることを確認した。年齢を確認することが「飲酒」においては重要だからだ。女性はその際、「はい……。吉川さんがお酒を勧めてきて、軽いお酒ならと飲んで……」と答えている。
コンビニ店員でさえ、若く見える人が酒を買おうとする際には身分証で年齢を確認する。なぜ、20歳未満が飲酒するのを止めるべき40歳の吉川氏は、18歳だという相手に年齢確認をスルーしたのか。
ましてや、国会議員である。議員が遵守すべき政治倫理綱領にはこうある。
〈われわれは、主権者たる国民から国政に関する権能を信託された代表であることを自覚し、政治家の良心と責任感をもつて政治活動を行い、いやしくも国民の信頼にもとることがないよう努めなければならない〉
いまになって「本当に女性が18歳だったのか、年齢を確認したい」と騒ぐくらいなら、お酒を頼む前に確認すべきだった。
吉川氏の5200文字釈明文は、他にもおかしな点がある。本誌は続けて追及していく。