秋篠宮家の長男、悠仁さま(15)が通う筑波大附属高校(筑附)で9月10・11日に同校の文化祭「桐陰祭」が開催される。
夏休み中だった悠仁さまは7月31日、東京国際フォーラムで開催された第46回全国高校総合文化祭の開会式に秋篠宮夫妻とともに出席。皇族としての務めを果たす傍ら、新学期を迎えて今度は自身の高校入学後初の「文化祭」に参加することとなる。筑附のOBが語る。
「筑附生にとって桐陰祭は学生生活で最大のイベントの一つです。各クラスから実行委員が選出されて、学校をあげて取り組みます。1・2年時は合唱や演劇といった出し物が中心で、3年生になると飲食系の出店などができるようになる。クラス単位での出し物の参加は必須で、あとは部活動や有志のバンド演奏などもあります。1年生の頃は桐陰祭の企画の打ち合わせで、夜遅くまで学校に残っていたのがいい思い出です」
桐陰祭の公式SNSアカウントによると、今年のコンセプトは「おとぎの国」。毎日のように準備の様子が投稿されており、開催に向けた生徒たちの意気込みがわかる。
注目されるのが、桐陰祭の「オンライン公開」だ。コロナ禍に見舞われた2020年以降、同校は文化祭の様子をネット上で公開してきた。今年は3年ぶりに家族や受験希望者限定で一般公開を実施するが、9月初旬に外部向けに各団体(クラス)の企画についてのPR動画を配信するという。
例年に倣えば、1年生の悠仁さまはクラスメイトと合唱に参加する。
「悠仁さまが最後に歌声を披露されたのは、お茶の水女子大学附属小学校の5年生だった2017年に遡ります。同校の『音楽会』に参加されて、この時は秋篠宮ご夫妻や生徒の保護者らが出席されていました。悠仁さまは合唱で見事なソプラノパートを披露して、合奏ではやわらかい音色のトーンチャイムを担当。曲目は『美女と野獣』だったと記憶しています」(皇室ジャーナリスト)
そこから5年が経ち、最近は悠仁さまも変声期を迎えて声色が低くなってきているという。
「公務でも悠仁さまが多くを語る場はほとんどありません。もし歌われる様子が公開されるようであれば、大人の声になられる過程の悠仁さまの歌声を聴くことができる非常に貴重な映像になるかもしれません」(同前)
果たして美声は公開されるのか。
※週刊ポスト2022年9月9日号