金色の髪になったことも

大河は小栗旬が主演

 史実では、元久五年(1205)年、「畠山重忠の乱」が起こる。きっかけは前年、重忠の子・重保と朝雅が京から実朝の妻・清子を迎えた祝宴の際、言い争いになったことだった。朝雅は怒りに任せて、りく(牧の方)に讒言をし、これを聞いた時政は重忠に謀反の嫌疑をかけて大軍を差し向け、畠山一族を滅ぼしてしまう。誠実な性格で「坂東武者の鑑」とされた重忠を討った時政は、御家人たちの信頼を喪失。政子、義時とも対立することになる。

 さらに、時政とりくが実朝を排して朝雅を将軍にたてようと画策したことが発覚する。この「牧氏の変」の結果、朝雅にも悲劇が…。

 ドラマで山中朝雅がどんな動きをするのか、とても気になるが、もうひとつ気になることが。平賀朝雅は、あの比企尼の三女の息子なのだ。比企尼(草笛光子)といえば、ドラマの中では一族が北条に滅ぼされた後も妖怪のような姿が現れ、源頼家の遺児・善哉に「北条を許してはなりませぬ!」と呪いのような暗示をしている。その尼の孫である朝雅が北条家をバラバラにする事件の中心人物。尼の呪いがここにも!? そう思うと、あのマロモードがますます不気味に見えてくる。

関連キーワード

トピックス

大谷翔平(左/時事通信フォト)が伊藤園の「お〜いお茶」とグローバル契約を締結したと発表(右/伊藤園の公式サイトより)
《大谷翔平がスポンサー契約》「お〜いお茶」の段ボールが水原一平容疑者の自宅前にあった理由「水原は“大谷ブランド”を日常的に利用していた」
NEWSポストセブン
林田理沙アナ。離婚していたことがわかった(NHK公式HPより)
離婚のNHK林田理沙アナ(34) バッサリショートの“断髪”で見せた「再出発」への決意
NEWSポストセブン
かつて問題になったジュキヤのYouTube(同氏チャンネルより。現在は削除)
《チャンネル全削除》登録者250万人のYouTuber・ジュキヤ、女児へのわいせつ表現など「性暴力をコンテンツ化」にGoogle日本法人が行なっていた「事前警告」
NEWSポストセブン
主演映画『碁盤斬り』で時代劇に挑戦
【主演映画『碁盤斬り』で武士役】草なぎ剛、“笠”が似合うと自画自賛「江戸時代に生まれていたら、もっと人気が出たんじゃないかな」
女性セブン
水卜麻美アナ
日テレ・水卜麻美アナ、ごぼう抜きの超スピード出世でも防げないフリー転身 年収2億円超えは確実、俳優夫とのすれ違いを回避できるメリットも
NEWSポストセブン
撮影現場で木村拓哉が声を上げた
木村拓哉、ドラマ撮影現場での緊迫事態 行ったり来たりしてスマホで撮影する若者集団に「どうかやめてほしい」と厳しく注意
女性セブン
5月場所
波乱の5月場所初日、向正面に「溜席の着物美人」の姿が! 本人が語った溜席の観戦マナー「正座で背筋を伸ばして見てもらいたい」
NEWSポストセブン
遺体に現金を引き出させようとして死体冒涜の罪で親類の女性が起訴された
「ペンをしっかり握って!」遺体に現金を引き出させようとして死体冒涜……親戚の女がブラジルメディアインタビューに「私はモンスターではない」
NEWSポストセブン
氷川きよしの白系私服姿
【全文公開】氷川きよし、“独立金3億円”の再出発「60才になってズンドコは歌いたくない」事務所と考え方にズレ 直撃には「話さないように言われてるの」
女性セブン
被害者の平澤俊乃さん、和久井学容疑者
《新宿タワマン刺殺》「シャンパン連発」上野のキャバクラで働いた被害女性、殺害の1か月前にSNSで意味深発言「今まで男もお金も私を幸せにしなかった」
NEWSポストセブン
NHK次期エースの林田アナ。離婚していたことがわかった
《NHK林田アナの離婚真相》「1泊2980円のネカフェに寝泊まり」元旦那のあだ名は「社長」理想とはかけ離れた夫婦生活「同僚の言葉に涙」
NEWSポストセブン
広末涼子と鳥羽シェフ
【幸せオーラ満開の姿】広末涼子、交際は順調 鳥羽周作シェフの誕生日に子供たちと庶民派中華でパーティー
女性セブン