ニューヨーク嶋佐の「Don’t Look Back In Anger」は「想像の倍以上の反響」だった
この日はもちろん放送時間短縮もあり特殊だったものの、「オープニング」の長さは今や『ラヴィット!』の名物。いわば「オープニング」という名のコーナーになっている。
「番組開始当初は、まず前提としてオープニングトークで視聴率を取れるなんて思ってなかったし、私たちも川島さんも、どういう話をして、どうやって尺を作るというのが、お互い見えなかったんです。だからその発想も無くて、短かったんですけど、去年の夏頃から、川島さんを中心としたフリートークが面白いって評判になりだしたんです。私たちもそう感じていたんで、ちょっとずつコーナーとして長くしてみようと。
それで演者さんたちにアンケートを取り始めたら、こういうことをやりたいとか演者さんたちからもどんどんアイディアが出てきて、それを取り入れたら盛り上がってきて。最初の頃は、アクシデント的に伸びちゃったことが、結果的に面白いねってなって、意識的に伸ばして、そしたらまたアクシデント的に伸びて、最終的に1時間を超えちゃってた(笑)。川島さんの実力とアクシデント的要素が加わって今の形ができあがっていきました」
そうしたハプニングやアクシデント的要素を柔軟に次の回などに活かしつなげているのもこの番組の大きな特長といえるだろう。
「生放送でやってみたら面白いかもしれないっていう仕掛けを積極的にやるという意識はもちろんあります。やっぱり生放送ならではの楽しさは演出したいし、他の番組とは違う、『ラヴィット!』でしか見られないものにしたい。」
火曜メンバーで「新聞紙で人を包む最速の時間」のギネス記録に挑戦したり、パンサー向井(慧)がパーソナリティを務める『#ふらっと』(TBSラジオ)と生放送同士でつなげるコラボをしたり、『笑っていいとも!』がスタートした日に「テレフォンショッキング」をパロディにした企画を実施したり、常に話題を振りまいている。ニューヨーク嶋佐(和也)が生でオアシスの「Don’t Look Back In Anger」のカバーを披露した際は、「想像の倍以上の反響があった」という。