「度々メディアの取材に応じている伯父(77才)は高齢ですから、山上被告が出所したときに頼れる親族は4才下の妹くらいでしょう。妹も山上被告に面会し、衣服などを差し入れていました。
伯父は出所後の山上被告が生活に困らぬよう、彼の母親が献金した1億円のうち、未返納分の5000万円も返金するよう旧統一教会側に要求しているようです。また、長い獄中生活の間に勉強しておいた方がいいと、英検1級の問題集も差し入れていました。山上被告は支援者が用意した洋書の小説を好み、読み耽っていたようです。
英語の本が増えているようで、出所後は海外で暮らしたいという思いがあるのかもしれません」(前出・社会部記者)
事件の発端である山上被告の母親は、現在も旧統一教会から脱会せず、信者仲間の支援を受けながらひっそりと暮らしているとみられている。
「母親は、なぜ息子があのような凶行に及んだのか、いまだに理解できないそうです。その一方で、いまなお息子のことを案じている。大阪拘置所の差し入れコーナーでは、山上被告の母親らしき女性の姿が目撃されていたようです」(在阪メディア関係者)
山上被告の“心の闇”が解明されるのはまだ先だ。
※女性セブン2023年2月2日号