安倍昭恵一覧

【安倍昭恵】に関するニュースを集めたページです。

安倍晋三元首相の秘書が医療機関受診の理由は…(時事通信フォト)
安倍晋三・元首相の秘書がコロナ感染 事務所は「関係者は全員陰性」
 オミクロン株の感染拡大は永田町にも広がっている。自民党衆院議員の渡海紀三朗・元文部科学大臣をはじめ国会議員や秘書らの感染が相次いでいるなか、安倍晋三・元首相の議員事務所から新たに感染者が出たことが判明した。 感染が分かったのは永田町の議員会館に勤める秘書で、1月26日に医療機関から陽性判定を受け、現在は自宅待機しているという。安倍事務所に確認すると、以下の回答があった。「安倍晋三議員を含め事務所関係者がPCR検査及び抗原検査を受けて、全員陰性との結果が出て、現状、濃厚接触者はおりません」 安倍氏は潰瘍性大腸炎の持病を抱えていることもあり、発覚後は自民党内に動揺が走った。国会議員や秘書の感染防止対策をめぐっては、議員がリモートで出席するオンライン審議の必要性が指摘されてきたものの、憲法で定められた「国会への出席」の解釈をめぐって意見が分かれており、いまだ実現の見通しは立っていない。 国会議員では、すでに20人以上の感染者が確認されている。
2022.01.27 15:00
NEWSポストセブン
現・防衛相の岸信夫氏(時事通信フォト)
安倍元首相の後継者 元フジ記者、現防衛大臣秘書官の甥・岸信千世氏か
 安倍晋三・元首相は父の晋太郎氏が率いた「安倍派」を復活させ、政界のキングメーカー、いわば“令和の闇将軍”の座を不動のものにしたかに見えるが、その意気軒昂な姿とは裏腹に、足元に大きな不安を抱えている。 岸田首相が面従腹背で“安倍離れ”を急いでいることに加え、安倍家の後継者問題が深刻化しているからだ。政治ジャーナリスト・野上忠興氏がいう。「安倍氏と昭恵氏に子供がおらず、総理を辞めて代替わりを準備しなければならない時期なのに、地盤を継がせる後継者が決まっていない。地元にも、派内にも、危機感がある」 跡継ぎ問題を一番心配しているのが岸信介・元首相の娘で安倍家と岸家のゴッドマザーと呼ばれる母・洋子さん(93歳)だとされる。安倍家は長男・寛信氏(三菱商事パッケージング元社長)、次男の晋三氏、そして生まれてすぐ洋子さんの実家・岸家の養子になった三男で現・防衛相の信夫氏(山口2区)の3兄弟。後継者候補は寛信氏の長男(大手商社勤務)、岸信夫氏の長男・信千世氏(防衛大臣秘書官)と次男(大手不動産勤務)の3人と見られているが、なかなか決まらない。「洋子さんは自分の目の黒いうちに後継者を決めたい。実家の岸家に養子に出した信夫氏の息子たちは岸家の地盤を継がなければならないから、安倍家の地盤はなんとしても寛信氏の長男に継いでほしいという思いが強い。しかし、長男は政治家の道は選ばないと断わり続けている」(地元・山口の政界関係者) そんな中、安倍氏に立ち塞がるのが、岸田派ナンバーツーの林芳正・外相だ。貴族院議員だった高祖父から続く4世議員で、安倍氏の地元・下関に強固な地盤を持ち、地元での政治的蓄積は林家のほうが安倍家より長い。 両家は中選挙区時代から安倍氏の父・晋太郎氏(元蔵相)と林氏の父・義郎氏(元副総理)が激しく争ってきたライバル関係だった歴史がある。後継者は甥っ子か 林家との次の総選挙での対決を考えれば安倍家に残された時間は少ない。安倍氏が出馬するにしても、それまでに後継者を披露して後援会を安心させなければ林氏に切り崩される危険があるからだ(ちなみに林氏は東大の後輩である裕子夫人との間に二女がある)。 そこで寛信氏の長男の代わりに有力視されている後継者が岸家の信千世氏だ。フジテレビ記者から父の防衛大臣秘書官となり、すでに「政治家修業」に入っている。「洋子さんが寛信氏の長男にこだわっていたから晋三さんは母には何も言わないが、本音は、彼が継ぎたくないなら信千世に継がせればいいじゃないかと考えているようです。洋子さんは三男の信夫君を生まれてすぐに兄の養子にして岸家を継がせた。今度は、信夫君の長男が安倍晋三家を継ぐことになるかもしれない」(安倍側近) ところが、ここにきてその信千世氏による安倍家継承案にも不安材料が持ち上がった。父・信夫氏の健康不安説だ。 信夫氏は9月に体調不良で防衛相の公務を一時取りやめ、「尿路感染症」と発表された。本誌・週刊ポストは杖をついて信千世氏に支えられながら苦しそうに歩く信夫氏の姿を報じた(2021年8月27日発売号)。 その後、信夫氏は「体調は十分改善した」と公務に復帰し、第2次岸田内閣でも防衛相に再任されたものの、党内では体調不安説が消えていない。「次の総選挙で引退し秘書官の信千世氏に後を継がせるのではないか」(安倍派議員)という見方もある。 岸氏に近いメディア関係者が語る。「父親思いの信千世君は体調が良くない信夫氏に“これ以上、体に負担をかけてほしくない”と総選挙後に地元に入って挨拶に回るなど後継準備をしている」 仮に、信千世氏が岸氏の地盤(山口2区)を継ぐことになれば、安倍家の後継者問題は振り出しに戻ることになる。 そこで浮上しているのが信千世氏の実弟である岸家の次男が安倍家の地盤を継ぐという話だ。「洋子さんも最近では、寛信氏の長男が政治家を継がないという決意が固いから、残る岸家の次男を安倍晋三氏の養子にして継がせる考え方に傾いていると聞いている。 しかし、これには信夫氏がウンと言わない。自分が岸家の養子にいったことで兄2人との関係がしっくりいってなかったことから、“兄弟で姓が違うのはよくない”と反対しているそうです」(同前) 日本の政治に影響を与える安倍家の跡目はなかなか決まりそうにないのである。 岸事務所に岸家と安倍家の後継問題について聞くと、「いずれも事実ではありません」と回答した。 さらに後継者問題の渦中にある昭恵夫人を取材すると、「安倍家の後継ぎについて」と切り出した途端に、肩をすくめて「すみません、すみません」と歩き出し、重ねて尋ねると「えっ、何の話? 知らない」と質問を遮って車を発進させた。 安倍氏は公私ともに、総理時代以上の難題を抱えつつある。※週刊ポスト2021年12月24日号
2021.12.15 11:00
週刊ポスト
親しいゴルフ仲間だった安倍晋三氏と籔本雅巳容疑者(右。錦秀会の公式サイトより)
日大背任逮捕の前理事長は安倍元首相が「ヤブちゃん」と呼ぶ仲だった
 日本大学の付属病院の建て替え工事をめぐって、東京地検特捜部は10月7日、日本大学理事の井ノ口忠男容疑者(64)と大阪市の大手医療法人「錦秀会」前理事長・籔本雅巳容疑者(61)を背任容疑で逮捕した。この籔本容疑者は、安倍晋三・元首相が「ヤブちゃん」と呼ぶゴルフ仲間で、大阪・北新地の高級クラブのオープン記念パーティにも呼ばれる仲だったという。本誌・週刊ポスト(2018年2月2日号)では、ノンフィクション作家の森功氏が時の安倍総理と「ヤブちゃん」の関係をリポートしていた。ここに再録する。(以下、年齢や肩書きなどは掲載当時のまま) * * * 安倍晋三首相(63)と加計孝太郎(加計学園理事長・66)の私的交流が政界スキャンダルに発展した“発端”は、安倍昭恵夫人(55)がフェイスブックに載せた「悪巧み写真」だった(※)。だが、そうした“悪だくみ”の匂いを漂わせる別の写真が存在することは知られていない。そこに写る人物は「大阪医療界の寵児」として知られる人物である。【※男たちの悪巧み:昭恵夫人が2015年12月24日、この言葉とともにフェイスブックに投稿した、安倍氏と友人たちとのプライベート写真。左から加計孝太郎氏、高橋精一郎氏、安倍氏を挟んで増岡聡一郎氏。会合は、増岡氏が専務を務める東京駅前の鉄鋼ビルディングで行なわれた】 ノンフィクション作家の森功氏がこの“別の写真”についてレポートする。(文中敬称略) * * *「ああ籔本さん、私は総理を介して知りましたが、お二人がどういうご縁でお付き合いが始まったのか、わかりません。スリーハンドレッドのゴルフのとき、松崎勲君といっしょにラウンドしようとなり、それでもうひとり誰かいないか、となった。たしか『それならヤブちゃんがいいのでは』と総理がおっしゃったんだったと思います。それで初めてお会いしました」 東京駅八重洲口に隣接する鉄鋼ビル専務の増岡聡一郎(55)に聞くと、そう答えてくれた。スリーハンドレッドクラブは東急電鉄二代目社長、五島昇の肝煎りでつくった日本屈指の名門ゴルフ場として知られる。メンバーは厳選された政財界の著名人300人しかいない。祖父の岸信介の代からクラブのメンバーとなってきた安倍晋三は、短い休暇のときにしばしばここを利用してきた。 2014年7月21日もそうだったのだろう。増岡や松崎らとともにスリーハンドレッドで好きなゴルフを楽しんだ。松崎は昭恵の実弟で、現在、森永製菓グループの森永商事で社長を務めている。 通常ゴルフは4人組でラウンドする。そのため籔本雅巳(57)を誘ったのだという。安倍昭恵の「男たちの悪巧み」写真と同じように、松崎はこのときクラブハウスで撮影した4人の写真を自らのフェイスブックに投稿した。それが加計学園問題のさなかに蒸し返され、「何者なんだ」と一部で取り沙汰されたのである。 籔本は大阪で医療法人「錦秀会」の理事長を務める。東京では馴染みが薄いかもしれないが、錦秀会は入院ベッド数で、あの徳洲会グループに次ぐ日本屈指の規模を誇る。籔本はそのマンモス医療法人グループを率いている。首相の他の友人たちと同様、籔本もまた先代、秀雄のあとを継いでグループCEO(最高経営責任者)に就いた二世経営者である。それだけに、安倍とも相通じるものがあるらしい。二人の絆は想像以上に深い。大阪から駆けつけた 野党が国会で加計学園問題を激しく追及していた昨年6月、スリーハンドレッドとは別の写真が持ち出されたことがあった。現・自民党幹事長代行である萩生田光一(54)のブログにアップされていた2013年5月5日のバーベキュー風景の写真だ。自然に囲まれ、缶ビールを手にしながら、安倍と萩生田、加計学園の加計孝太郎が笑顔で写っていた。自民党が政権にカムバックした半年後のゴールデンウィークに、安倍が自ら所有する山梨県鳴沢村の別荘に友人を招いて休暇を楽しんだ。その時の写真だ。 話題は萩生田と加計の関係に集中した。が、実は籔本はここへも大阪から駆け付けている。バーベキュー料理を堪能した首相一行は翌6日、早朝からゴルフに興じた。場所は安倍夫妻の行きつけの「富士桜カントリー倶楽部」で、ゴルフには4組、16人が参加した。首相主催のちょっとしたミニコンペである。そのメンバー表によれば、こうだ。〈一組目:安倍晋三、加計孝太郎、長瀬文男会長、長瀬朋彦社長 二組目:萩生田光一、中山泰秀、籔本雅巳、森下竜一 三組目:今井尚哉、柳瀬唯夫、大石吉彦、本田悦朗 四組目:安倍昭恵、加計泰代(加計夫人)、長瀬有紀子(長瀬朋彦社長夫人)、萩生田潤子(萩生田夫人)〉 メンバーを簡単に説明すると、長瀬文男と朋彦は兄弟でともに安倍と同じ成蹊大学出身。「イマジカ・ロボット ホールディングス」を経営し、安倍とは家族ぐるみの付き合いだ。3組目は秘書官、官僚グループで、4組目が夫人グループである。 籔本は2組目で、大阪を選挙区とする代議士、中山泰秀や大阪大学医学部教授の森下竜一と同じ組でプレーしたようだ。 中山は、建設大臣などを歴任してきた中山正暉を実父に持つ大阪選出の二世議員で、第二次安倍政権が発足すると、外務副大臣に抜擢された。安倍チルドレンの兄貴分に位置付けられる中山には、安倍と共通の支援者が多い。北新地のパーティ 安倍晋三の関西人脈──。かつて全国の公共事業を牛耳ってきた自民党田中派の流れをくむ実力政治家たちは、地方の主要都市に後援組織やスポンサーを開拓し、資金力を培ってきた。半面安倍に関しては、地元山口県や北九州地方の後援者の話はときおり耳にする。だが、大阪とのつながりはあまり知られていない。大阪市長だった橋下徹や府知事の松井一郎と定期的に食事会を開き、安倍政権が憲法改正で歩調を合わせる維新の会を後押ししてきたイメージはあるが、そのほかに関西との接点はほとんど報じられてこなかった。 一方、籔本でいえば、ネット上にある〈安倍晋三ファンページ〉の、〈アベノニッシ(2017/5/4) ~安倍総理の一日~〉にこうも書かれている。〈【午前】6時48分、山梨県富士河口湖町のゴルフ場「富士桜カントリー倶楽部」。増岡聡一郎鉄鋼ビルディング専務、籔本雅巳錦秀会グループCEOらとゴルフ。【午後】2時24分、別荘。5時33分、昭恵夫人、萩生田光一官房副長官、長谷川栄一首相補佐官、秘書官らとバーベキュー〉 休みになると、大阪から馳せ参じて安倍とゴルフに興じる籔本。いったいどのような間柄なのだろうか。「ヤブちゃんにとって安倍さんは、総理になるずっと前からの付き合いやさかい、それは親しいですよ。安倍さんが総理に返り咲いた次の年でしたか、北新地に安倍さんを招待して大騒ぎになったこともありました」 高級クラブが軒を並べる大阪の繁華街、北新地を探索すると、そう話すママもいた。加計学園の加計といい、夫人の昭恵といい、長年持病の潰瘍性大腸炎のせいでアルコールを受け付けなかった本人の周囲には、なぜか酒豪が多い。巨大医療法人グループを率いる籔本の豪遊ぶりもまた、北新地ではかなり有名なようだ。「4年近く前、ヤブちゃんの行きつけのクラブが3軒目の系列店を出すことになり、彼がお祝いしようとママに持ちかけた。で、総理を招待しようと。北新地の牛寶という松阪牛の懐石料理店で食事して、そのあと店を貸し切りにしてパーティを開くという趣向をヤブちゃんが考えたみたい。クラブのオープン記念で時の総理を呼べるくらい力があるんやね、と新地で評判でした」 北新地の事情通はそう言った。グルメサイトでは、牛寶は滅多に予約の取れない高級店で、「ひとり当たり3万円~」と書かれているが、実際は7万円以上、10万円近くかかることも珍しくない。事情通が囁く。「ヤブちゃんはひと晩何百万円も使うような人だから、そんなものは平気なんでしょう。医者仲間やクラブのママや女の子たちといっしょに牛寶で腹ごしらえをしてから、店に繰り出すつもりやったんやね。ところが、どこから総理のことが漏れてしもたんか、ひょっとすると黒塗りのハイヤーが牛寶の前にいたからかもしれへんけど、話が広まってもてね。総理が食べている最中に野次馬が100人くらい、店の前に集まって大騒動になってしもたんです」 むろんお忍びの新地遊びだったが、こうなるとマスコミに嗅ぎつかれる恐れが大だ。結果、クラブのオープン記念パーティは急きょ中止になったという。「安倍総理は予定を変更して、車に乗り込んでどこかへ行ってしまいました」(同前) このときの騒ぎは、今も北新地のクラブママの間で語り草になっている。先代同士の付き合い 籔本は、大阪では後援会長として元外務副大臣の中山をバックアップしてきた。たとえば2016年12月9日、ホテルニューオータニ大阪「鳳凰の間」で開かれた政治資金パーティ「中山泰秀政経懇談会」には、安倍や細田博之、二階俊博といった自民党の重鎮たちとともに、籔本雅巳も発起人に名を連ねた。自民党大阪府連の幹部が打ち明けてくれた。「今でこそ見かけませんが籔本さんと中山さんは、連れ立って北新地を飲み歩いている姿をよく見かけました。もう一人、籔本さんの病院建設をしてきた建設業者と3人で派手に飲むので、評判でした。隣の客が高価なワインを飲んでいると、『あれと同じもんをこっちでも開けろ』とやるので、評判がよくなかったけどね」 昨年12月9日に中之島のリーガロイヤルホテルで開かれたパーティでも、籔本が中山の後援会長として挨拶した。したがって安倍と籔本の結びつきについて、一部では中山がパイプ役になっているという説もある。が、中山の実父で元建設大臣の正暉に聞くと、こう言った。「籔本さんとは、先代(秀雄)と私が親しくさせてもろてまして支援してもろてます。だからうちは安倍さんとは関係のうて付き合っています」 一方、元自民党府連代議士秘書はこう言った。「籔本さん本人によれば、安倍さんとはお父さんの晋太郎さん時代からの付き合いだそうです。先代同士が親しくなり、そこから二代目の雅巳さんと安倍家との交友が始まったそうです」 その籔本雅巳は、かつて元横綱朝青龍の大阪後援会長としてマスコミを賑わせたこともある。文字どおりのタニマチである。と同時に、自民党の医療政策に乗って急成長を遂げてきた大阪医療界の寵児でもある。 とりわけアベノミクスがその後押しをしてきた。大阪では橋下・松井の“維新コンビ”で医療・社会保障分野に力を入れ、国家戦略特区構想を推進してきた。そこにも安倍のゴルフ仲間の影がちらつく。
2021.10.07 15:00
NEWSポストセブン
赤木雅子さんが麻生太郎財務相に向けて描いたイラスト
赤木雅子さん「赤木ファイルを黒塗りさせる麻生大臣」イラストの悲痛
「赤木ファイル」という言葉は、一躍“トレンド”に躍り出た。全国紙はもちろん北海道から沖縄まで全国の地方紙の社説で取り上げられ、揃って「全面開示すべき」と訴えた。それは国側が無条件ですべてを開示するわけではないからだ。   森友問題で公文書改ざんを強要され命を絶った財務省近畿財務局の赤木俊夫さん(享年54)の妻・赤木雅子さんは、「これじゃマスキングをさせられた夫の二の舞になる職員の方が出てくる」と嘆く。   たとえ開示されても、名前が隠されては「誰が、何を、どう指示したのか」の実態が見えなくなる。たとえば前首相の妻、安倍昭恵さんの名前の問題だ。改ざんにあたって公文書にあった昭恵さんの名はすべて消されたことが分かっている。誰かがそれを指示したはずで、そうした情報が明らかにならなければ、「夫の死の真相を知りたい」という雅子さんの願いが叶うことはない。   以下の文章は、開示を待つ雅子さん本人の言葉だ。   * * * マスキング……、その言葉に思い当たることがありました。夫の昔の手帳を見返すと、2017年3月4日に「PDF、マスキング作業」という書き込みがあったのです。夫も黒塗り作業をやらされていたんですね。   この少し前、森友学園への国有地の値引き売却が明らかになりました。学園の小学校の名誉校長が安倍昭恵さんだったから、国会で連日追及されました。それで夫は、この年の2月26日、日曜日だったのに職場の上司に呼び出されて、昭恵さんの名前を公文書から消すように言われました。その日、夫のメモ帳には「統括から連絡を受け出勤」「本省からの指示」という書き込みがあります。これが公文書の改ざんだったんです。その翌週に、公文書の黒塗りもさせられていたなんて。「こんなこと、したくなかっただろうなあ」──そう思うと私も辛かった。   財務省の人は簡単に「黒塗りする」と言いますけど、やらされるのはいつだって現場の人です。夫もそうでした。現場の職員が一番辛いと思います。だから黒塗りなんかせずに、そのまま出してくれたらいいんです。   そう思ってイラストを描きました。 右にいるのは麻生太郎・財務大臣で、左には指示されて黒塗りをしている現場の職員たち。一番左は夫のとっちゃん(俊夫さん)です。背景の黒い筋は黒塗りの帯をイメージしました。「麻生大臣、現場の職員に黒塗りを押しつけないでください。赤木ファイルをそのまま出してください」というのは、私の今の気持ちそのままです。   そんな時、信濃毎日新聞(長野県)のコラムを弁護士さんが送ってくれました。赤木ファイルを取り上げたそのコラムの文末にはこのように書かれていました。  「財務省が提出するファイルに黒塗りがあれば、雅子さんならずとも世論が許さない」   この国に良心があれば、黒塗りなんてしないはず。見捨てられるはずがない。だから思います。「ダメ。ゼッタイ。黒塗りは」という世論が報道によって高まれば、全面開示を勝ち取れるんじゃないかと。「#赤木ファイル」「#黒塗りはダメ」と、皆さんにお願いしたい気持ちでいっぱいです。  ◆取材・文/相澤冬樹(ジャーナリスト) 
2021.05.14 10:00
NEWSポストセブン
2020年重大ニュース10【社会】安倍昭恵さんがフリーダム過ぎる
2020年重大ニュース10【社会】安倍昭恵さんがフリーダム過ぎる
 2020年も『NEWSポストセブン』では数多くの記事を紹介し続けてきた。その中から編集部が、ネットで反響の大きかった記事を中心に、巷の重大ニュースとは、ひと味違う2020年の「重大ニュース」を厳選した。ここでは【社会(国内&海外)】編ベスト10を紹介。トップ3の記事については、ネットニュース編集者の中川淳一郎氏が解説する。(以下「」内は中川氏のコメント)社会(国内&海外)編1~3位【1位】■安倍昭恵氏、花見自粛要請の中で私的「桜を見る会」していた(3月)「『天真爛漫』『天衣無縫』などと評され、森友学園問題でも『昭恵さんだから……』と呆れられるポジションで乗り切りましたが、さすがにコレはフリーダム過ぎた。国難に対峙する夫・安倍晋三首相(当時)の足を引っ張るばかりか、『こんなのがファーストレディかよ……』と多くの国民を呆れさせた騒動です。しかも、この件については、一緒に写真に写っている手越祐也のファンが信じたくないからって、『合成写真だ!』『捏造だ!』の大合唱。いや、事実なんですよ、コレ。これが当時のファーストレディの真の姿です」【2位】■開成高校「兄弟替え玉」で退学処分発覚 謎が謎を呼ぶ大騒動(9月)「この件についてネットでは『弟、頭良過ぎだろう』という反応が多かったです。何せ東大合格者数日本一の開成に合格したというのに本人は他の学校に行き、受験してない兄貴が代わりに開成に行ったという。『オンライン授業だからバレないだろう』という考えもあったのかもしれませんが、なぜそんな甘い考えをしたのか、理解に苦しみます」【3位】■新型コロナ、自殺した職員らに帰国者から寄せられた苛烈怒号(2月)「これは、『コロナ差別』の初期の話として印象深いです。結局、“コロナ陽性者と少しでも接点を持った人間は徹底的に差別し、遠ざけなければいけない”という意識を植え付けた象徴的出来事ではないでしょうか。武漢からチャーター機で戻ってきて隔離生活を送った人の一部が厚労省職員をすごい勢いで罵倒した、という話です。あの頃全国を襲っていた、なんとも言えない恐怖感を示しています。ネットでは『苛烈怒号』については『苛烈怒』という船や飛行機だと思った!的意見がありました。『号』がついていたからですね」以下、4~10位【4位】■小室圭さん母・佳代さん、金髪にイメチェン 華やかな印象に(5月)【5位】■菅首相の2500人パーティー 政治資金報告書に不記載だった(11月)【6位】■玉川徹氏、岡田晴恵氏らの発言を官邸が監視 文書は922枚に(5月)【7位】■朝日新聞がうっかり シャンシャン記事にシンシン写真誤掲載(6月)【8位】■中国vs韓国 「キムチ宗主国」をめぐって激辛大論争(12月)【9位】■小泉純一郎氏 「進次郎は育休をとって何するのか?」と激怒(1月)【10位】■中国広東省の日本そっくりの街 オープンから2か月で閉鎖に(10月)
2020.12.23 19:00
NEWSポストセブン
客を見送る昭恵夫人
安倍昭恵さん「桜を見る会」捜査渦中でも連日の居酒屋出勤
 Go Toトラベルの全国一時停止が発表された翌日の12月15日。夜6時過ぎに安倍昭恵夫人は、軽やかな足どりで自身が経営する居酒屋「UZU」へと入っていった。「安倍前首相の『桜を見る会』前夜祭の経費補填問題は、特捜部が安倍事務所の公設第一秘書を政治資金規正法違反の疑いで立件する方針を固めている」(大手紙記者) 昭恵夫人も前夜祭に参加しており無関係ではないはずだが、“関心”は別にあるようだ。夫妻の知人が話す。「昭恵さんは『UZU』の経営に力を入れている。晋三さんが総理を辞めて気兼ねがなくなったのか、店にも足繁く通っています。コロナで完全予約制にしているようなので、客入りなどを心配しているようです」 同店は無農薬、無添加の食材を元にしたメニューが売り。「山口県産」は特におすすめのようで、時短営業の一方でテイクアウトも実施している。いずれもベテランと思しき男女の店員たちが切り盛りするが、昭恵さんの思い入れは相当なものだという。永田町関係者が語る。「UZUは昭恵さんにとってまさに“自分の居場所”なんです。自分がやりたいことを全部やって、かつ自分だけでも食べていけるってことを証明してみたくて始めた店。だから常連客に対しても“ケア”は手厚い。コロナ禍にあっても時間が許せば店に顔を出すようにしているようです」 この日は夜10時半過ぎ、店内からグループ客に次いで、昭恵夫人が出てきた。客らから声をかけられると、昭恵夫人はノーマスクに満面の笑みで応対。手を振りながら、ハイヤーへと乗り込んでいった。 翌日の夜7時過ぎにも、昭恵夫人は店に姿を現わしており、いかに店の経営に熱心かが分かる。 ちなみにこの店、東京では一時停止となっているが、Go Toイートの対象店でもある。自分たちで補填したり、国に補填してもらったり、なかなか収支の合わない夫婦である。※週刊ポスト2021年1月1・8日号
2020.12.23 16:00
週刊ポスト
安倍昭恵氏、花見自粛要請の中で私的「桜を見る会」していた──NEWSポストセブン2020年社会部門1位
安倍昭恵氏、花見自粛要請の中で私的「桜を見る会」していた──NEWSポストセブン2020年社会部門1位
 NEWSポストセブンで2020年(1月1日~12月7日)に公開した記事の中から、大きな反響を呼んだ記事を紹介します。「社会部門」第1位は、3月26日に配信した『安倍昭恵氏、花見自粛要請の中で私的「桜を見る会」していた』です。この報道内容をめぐっては、国会でも当時の安倍晋三首相が「ファーストレディーの行動として適切か」などと追及されました。(年齢・肩書きなどは当時) * * * 満開を迎えようという桜、そして笑顔の男女──その中心にいるのは、安倍首相の妻・昭恵夫人だ。森友学園問題をめぐり自殺した近畿財務局職員の手記が報じられ、疑惑が改めて注目される中、渦中の昭恵夫人は私的な“桜を見る会”を楽しんでいた。 3月下旬の都内某所、ライトアップされた桜をバックに肩を寄せ合う13人。その中心に写っているのが昭恵夫人だ。写真を見た、参加者の知人はこう話す。「この日の参加者は、昭恵さんと以前から交流があった人が中心だそうです。写真で昭恵夫人の隣にいるのは人気モデルの藤井リナさん。藤井さんは2014年にYouTubeで昭恵さんと対談するなど、もともと交友があったようです。他にもアイドルグループ・NEWSの手越祐也さんや音楽プロデューサーなど芸能関係者の姿もありました」 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、小池百合子・東京都知事が花見の宴会などの自粛を要請する中、この写真を世論はどう受け止めるだろうか。【追記】 後日、当時の安倍首相は国会でこの問題について追及され、「都内のプライベートのスペースであるレストランで(昭恵夫人が)知人と会合を持ち、その際に桜を背景に記念写真を撮った」ものであると説明。その上で、「レストランの敷地内の桜のもとで撮ったもの」「東京都が自粛を求めている公園での花見のような宴会を行なっていたという事実はない」と釈明した。 森友学園問題を巡って、自殺した近畿財務局職員の手記が公になり、公文書から昭恵夫人の名前などが削除された改竄問題が改めてクローズアップされていたなか、疑惑の渦中にあるファースレディとして適切な行動だったのかという質問に対して安倍氏は、「レストランに行ってはいけないのか」と反論した。
2020.12.13 07:00
NEWSポストセブン
安倍昭恵さんとは30年来の付き合いだという
懲りない安倍昭恵さん あの有名学園常務理事と親密ショット
 持病の再発で電撃辞任した安倍晋三・前首相だが、桜を見る会前夜祭についての捜査が行なわれる一方、本人はメディアのインタビューに登場し、五輪功労賞を受賞するなど、健在ぶりをアピールしている。そうなると大人しくしていられないのが、昭恵夫人である。 鳴りを潜めていた昭恵夫人が目撃されたのは、11月19日に明治記念館(東京都港区)で行なわれたパーティーだった。「その日は、安倍さんの大叔父・佐藤栄作元首相の秘書から通訳・翻訳事業の会社・吉香を創業した吉川稲さんの自叙伝『女ひとり永田町を走り続けて50年』(中央公論新社)の出版記念パーティーで、夫婦揃って出席していました。まず安倍首相が『暇になったので、来られることになりました(笑い)』と挨拶したあと、昭恵さんも壇上に。『吉川さんは女性起業家のパイオニアの方。私も夫の在職中に、居酒屋を経営したり事業を起こしたりしてずいぶんと叩かれました』とぶっちゃけて、会場を沸かせていました」(参加者のひとり) その後、安倍氏はそそくさと会場を後にし、昭恵夫人だけが残った。参加者との記念撮影に応じるなどパーティーを楽しんだ夫人だが、早退した夫に代わり隣にいたのは、一人の中年男性だった。「昭恵夫人と2人で並んで、会場で名刺を配っていたので、私も交換しました。昭恵夫人の名刺には議員事務所だけでなく自宅の住所や携帯電話、ドコモやGmailのアドレスまで書いてありました。傍らにいたのは金子浩之さんという男性で、名刺には『金融コンサルタント』『学校法人鴎友学園常務理事』と書いてありました。参加者は『また学園理事か』とざわついていました」(同前) 鴎友学園(東京都世田谷区)は中高一貫の女子校だが、近年学力レベルが上がり“新・女子御三家”とも称されている。昭恵夫人も名門・聖心女子学院の出身で、依然として教育への関心が強い。 森から鴎へ、昭恵夫人の“友”が変わったということなのか……金子氏本人に話を聞いた。「私は晋三さんの(成蹊)高校時代の同級生で、50年来の付き合いです。昭恵さんとは結婚式でお会いしてからだから、これも30年くらいになります。あの日は私も昭恵さんも(パーティーの主役である)吉川さんと知り合いだから、たまたま一緒になっただけ。コンサルタント業は今はやっていないですし、学園の理事は古い先輩が高齢で理事を辞めると言うから、その後を継いだもの。昭恵さんに講演を頼んだことなんてありませんよ」 金子氏に話を聞いたことを告げると、昭恵夫人から「よかったです」と一言LINEが返ってきた。 ファーストレディーの座を降りても、交友関係が注目されるのは昭恵夫人ならでは。しかしこうして彼女が羽を伸ばす間にも、夫妻を追い詰める検察の捜査は進んでいる。※週刊ポスト2020年12月11日号
2020.11.27 07:00
週刊ポスト
岸田文雄 政調会長(写真/アフロ)
岸田文雄氏「家政婦写真」批判した人は安倍昭恵氏を絶賛せよ
 自民党総裁選への出馬を表明した岸田文雄氏(63才)がツイッターに投稿した1枚の写真が物議を醸した。食卓に座り、食事を目の前にする同氏と、入口の方にエプロン姿で立つ妻、という構図の写真だ。テレビの密着取材時に撮ったもので、「ありがたいです」の一言や「#束の間のひととき #妻の手料理」といったハッシュタグもつけられていた。「味ぽんを何に使ったのか知りたい」「なぜ自宅なのにマスクをしているのか」「引き戸の手をかける部分の位置がおかしい」「なぜ、家にいる時もスーツを着ているのか」といったツッコミはありつつも、槍玉にあげられたのが「妻を家政婦のように扱っている」という指摘である。「令和の時代に昭和かよ!」的な批判もあり、自民党総裁を目指す男の家父長制的振る舞いが批判に晒されたのだ。だが、岸田氏は自宅で皿洗いをする様子をテレビに撮られたりしており、家事を担うこともあるようだ。さらに、総裁選ということで、妻が地元・広島からやってきて、久々の手料理を食べられて嬉しい、ということをツイッターに込めたのだろう、ということは想像できる。 疲れて帰ってきた夫のためにエプロンをして料理をしている妻=夫から妻が召使のごとく扱われる旧時代の夫婦像、といった文脈になったわけだが、料理を出した後も手を洗ったりするなどして、立つことはある。 それなのに一枚の写真で騒ぎ立てられたのだ。若干迂闊な構図であることは間違いないし、今後政治家はこの手の写真をSNSに公開することはやめることとなるだろう。今回この写真に文句を言った人は、安倍昭恵氏のことは絶賛していたか? 多分、モリカケ問題などを含め、大ブーイングを浴びせたことだろう。 何しろ、「家庭的な妻」なんてイメージはまったくなく、自由奔放に好きなところへ出向いては、遊びまわっているのだから。昭恵氏がこれまでにやってきたことを挙げると以下のようになる。・「アベ政治を許さない」というプラカードをかかげる人物と一緒に記念撮影・突然沖縄・高江のヘリパッド工事現場近くの反対派のテントに出没・大麻解禁に理解を示す・居酒屋を経営し、時に店に現れる・トランプ米大統領夫妻との晩さん会では酒でベロンベロンになり、なぜかメラニア夫人に韓流ドラマの素晴らしさを力説する・アベノマスクを着用せず・飲酒が禁止されているイスラム圏でも「酒が飲みたい」と言い出す・とにかく知り合いが多く、「桜を見る会」が問題になっている中、手越祐也や藤井リナらと私的な「桜を見る会」をコロナ禍の中実施・深夜に布袋寅泰を会員制バーに呼びつけ、首筋にキスをする これだけ並べても、完全に「昭和」のにおいがしない妻でありファーストレディーではないか! 今回岸田氏の写真を批判した人々はこれから昭恵氏のことは是非とも大絶賛していただきたいものだ。そして、過去に批判していたのであれば、撤回のうえ、「こんなにリベラルに振る舞う素晴らしい男女同権の闘士であったからこれからは応援する」とでも書いてみては? 結局「党派性」ってヤツで人は安易に批判をする。多分、今回批判した人は立憲民主党や日本共産党の男性議員が同じ構図の写真を公開しても批判はしないだろう。(文/ネットニュース編集者・中川淳一郎)
2020.09.08 16:00
NEWSポストセブン
安倍昭恵さん何も知らなかった 首相の深刻な病状に絶句
安倍昭恵さん何も知らなかった 首相の深刻な病状に絶句
 夫が会見を開くことは知っていたが、突然の呼び出しに、安倍昭恵さん(58才)は「何の用事かしら」といぶかしみながら首相官邸に向かった。8月28日午後5時に予定されていた安倍晋三首相(65才)の記者会見。その直前、昭恵さんを乗せたワンボックスカーが官邸にこっそりと滑り込んだという。「何も知らなかった昭恵さんは、いつものように悠々と官邸に入ってきたそうです。そこで血相を変えた総理と対面することになった。総理から辞任することと、想定以上に深刻な病状を伝えられ、さすがの昭恵さんも絶句したそうです」(官邸関係者) 昭恵さんは以前から「総理なんて早く辞めて」とことあるごとに夫に伝えてきた。第2次安倍政権発足後しばらくして「どうしても辞めないなら勝手にすれば。私も勝手にさせてもらうから」と険悪になったこともあったという。しかし、辞意を固めたいま、仕事より何より、“夫の命にかかわる病気とどう闘っていくか”で昭恵さんの頭は真っ白になったに違いない。 安倍家ではいま、愛犬のミニチュアダックスフンドの「ロイ」の体調も悩みの種だ。「ロイくんはそろそろ20才になる。人間でいえば90才を超えています。安倍首相は帰宅すると、とにかくロイくんにベッタリ。今年初め頃からかなり体調が悪化し、安倍家では必死の看病が続いているそうです。ロイくんがどんどん元気を失っていく様子を見て、総理にはこたえたでしょうね」(安倍家の知人) 辞意と病状を伝えられ、官邸から出た昭恵さんは、そのまま隣にある首相公邸に入り、動揺を隠せない様子で安倍首相の会見をテレビ中継で見守ったという。※女性セブン2020年9月17日号
2020.09.03 07:00
女性セブン
【大塚英志氏書評】疑似科学、陰謀史観研究で暴走 謎の組織
【大塚英志氏書評】疑似科学、陰謀史観研究で暴走 謎の組織
【書評】『SS先史遺産研究所アーネンエルベ ナチスのアーリア帝国構想と狂気の学術』/ミヒャエル・H・カーター・著/森貴史、北原博、溝井裕一、横道誠、舩津景子、福永耕人・訳/ヒカルランド/9000円+税【評者】大塚英志(まんが原作者) 柳田國男の戦時下の日記を読んでいくと、いわゆる偽史に関わった人物がしばしば登場する。それより前、大正後期、柳田のジュネーブ国際連盟滞在時の日記に頻繁に登場する藤沢親雄は、戦時下「失われたムー大陸」翻訳に関わった。実は、柳田民俗学はしばしば今ではオカルトや偽史に分類される領域の接近を許してきた形跡がある。 戦時下、柳田の周辺にオカルトの人々が接近を試みたのは、そのような手本がナチスドイツにあったからで、それが伝奇小説やオカルト雑誌の類ではあまりに有名なアーネンエルベである。ハインリヒ・ヒムラーの下で先史学や民俗(族)学と科学と人種主義、オカルティズムと混然としつつ、強制収容所での人体実験を担いもした、その実在そのものがフィクションであった方が納得する研究機関である。 ぼくはホラー作家としての関心だったが、それでも戦時下、ぼくの師である千葉徳爾がリアルタイムで感じた柳田民俗学と偽史の「近さ」は気になる。その意味で興味深いのは、アーネンエルベの発足当初、ナチスの農業政策を担ったダレの農民研究のもたらした役割だ。 彼らは農民習俗やその精神史の研究に熱心であった。ちなみにヒムラーも農学士であったという。それは柳田民俗学が農政学から出発して農民研究へと移行していった点と重なる。結局、ヒムラーとダレは離反し、アーネンエルベはオカルティズムや擬似科学、陰謀史観の宝庫の組織として暴走していく。 しかし、この書評を読んだくらいでは、この組織の実在と政治への関与が俄に信じがたい人も、現在の与党の議員やその周辺(例えば安倍昭恵)に疑似科学や陰謀史観が、都市伝説でなく現実として蠢いていることはいくばくか目に入っているはずだ。それをフィクションの中で弄び嗤うことができず、現実への侵入を許す、特にweb以降に顕著な「現在」とは一体、何なのか。それを考える意味で、正しく読まれるべきタイミングでの出版である。※週刊ポスト2020年6月26日号
2020.06.30 07:00
週刊ポスト
手越祐也の新事業は安倍昭恵氏と「弁当宅配ボランティア」か
手越祐也の新事業は安倍昭恵氏と「弁当宅配ボランティア」か
 ジャニーズ事務所を退所した元NEWSの手越祐也(32)が開いた記者会見で、“噂の女性との関係”が明らかになった。今年3月に本誌・週刊ポスト(4月10日号)が報じ、手越の活動自粛のきっかけとなった安倍昭恵・首相夫人との“桜を見る会”について質問を受けると、こう言った。「昭恵さんはプライベートでも良くしてくださっていて、ボランティアに興味がおありになる方で明るい方。僕も根っから明るい性格でお会いすることになって、自粛前からオフレコでボランティアに参加はしていた。定期的に会う会があった」 手越の知人が語る。「お互いにやりたいことが我慢できない性格で、昭恵さんが『私は破天荒ファーストレディー』と言えば、手越は『俺は破天荒アイドルです』と応じ、初対面から意気投合したそうです」 手越は緊急事態宣言下、シングルマザー家庭にお弁当を届ける「ボランティア活動姿」が報じられたが、昭恵夫人も過去に「子供は社会の宝。みんなで育てていけるようになったら、1人で子供を抱えている女性も安心して仕事に行ける」と、シングルマザー支援の重要性を訴えており、シンクロしているようにも。前出の知人が続ける。「手越の『お弁当ボランティア』も居酒屋(UZU)をやっている昭恵さんの助言があったのではないかと言われています」 手越は今後の活動について「ユーチューブを使って配信しながら、ボランティアも続けていきたい」と語っていた。「昭恵夫人には今後のボランティア活動についても相談しているようです。『シングルマザー支援』で繋がった2人は今後、弁当の宅配ボランティアなどを一緒にやっていく話も持ち上がっているといいます」(同前) 究極の“お騒がせコンビ”がNEWSになるのはいつか。※週刊ポスト2020年7月10・17日号
2020.06.30 07:00
週刊ポスト
【動画】安倍昭恵夫人をキャッチ、「アベノマスク」ではなかった
【動画】安倍昭恵夫人をキャッチ、「アベノマスク」ではなかった
 6月初旬の昼どき神田の細い路地にある居酒屋の前でテイクアウト弁当を選ぶ安倍昭恵夫人の姿をキャッチしました。店員と親しげに話しながら弁当をいくつか買い込み車に乗り込んで行った昭恵夫人。店をよく知る関係者によると「ここは瀬戸内産の食材をウリにした居酒屋で安倍首相の地元・山口県出身のオーナーは昭恵さんの飲み友達」とのこと。ちなみにこの日、昭恵夫人は鼻の上から顎までをすっぽり覆う大きなマスクを着けていて、アベノマスクではありませんでした。
2020.06.23 16:00
NEWSポストセブン
明らかに「アベノマスク」ではない
安倍昭恵さん、「アベノマスク」ではないマスクで日常に復帰
 東京都心に人出が戻り始めた6月初旬の昼どき、神田の細い路地にある居酒屋の前でワンボックスカーが停まり、財布を握りしめた女性が降りた。ランチ用なのか、店先に並ぶテイクアウトの弁当を物色している。鼻の上から顎下までをすっぽり覆う特大マスクをしているこの女性、安倍晋三首相の夫人・昭恵氏だ。 店員と親しげに話しながら、弁当をいくつか買い込み、後部座席に乗り込む。店先に勢揃いした店員たちが深々と頭を下げて見送っていた。店をよく知る関係者が語る。「ここは瀬戸内産の食材をウリにした居酒屋で、安倍首相の地元・山口県出身のオーナーは昭恵さんの飲み友達。店は緊急事態宣言解除後の6月から再開したばかりだったので、応援するために来店してくださったようです」 昭恵夫人といえば、この店の近所で「UZU」という居酒屋を経営しており、こちらも6月から再開したばかり。「オーナーがスタッフを連れてUZUに行くこともある」(同前)とのことで、互いに同業者同士の“絆”を大切にしているようだ。昭恵夫人をよく知る政治ジャーナリストが語る。「昭恵さんは再開後のUZUの経営のことで頭がいっぱいなんです。UZUは昭恵さんの“社交サロン”であるとともに、日本全国を回って食材を探したり生産者と触れ合ったりしたことを“アウトプット”する場。UZUを通じて全国の生産者や飲食店を支援していきたいという思いに燃えているようです」 コロナ禍の中での“花見写真”や旅行など相次ぐ外出で物議を醸してきた彼女だが、いち早く日常を取り戻した様子。口元のマスクが「アベノマスク」ではないことが、その何よりの証左かもしれない。 
2020.06.19 07:00
NEWSポストセブン
【動画】安倍昭恵夫人、6月から居酒屋営業を再開していた
【動画】安倍昭恵夫人、6月から居酒屋営業を再開していた
 6月1日、安倍昭恵さんが経営する和食居酒屋「UZU」が営業を再開していました。昭恵さんはこの日を待ち望んでいたようです。 官邸関係者によると「昭恵夫人は家にいると息が詰まるようです。最近は“夫が総理を辞めたらお店に立ちたい”と周囲にこぼしていました」とのこと。 その理由の一つに姑の洋子さんの存在が関係しているそう。洋子さんは現在、91歳という年齢で、入退院を繰り返していますが、昭恵さんの足はなかなか病室には向いていないようです。
2020.06.06 16:00
NEWSポストセブン

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