光永師:ミュージシャンとしてデビューすることも、テレビに出ることも、自分の思いだけで実現する物事ではありませんものね。
DAIGO:ロックじゃないかもしれないですけど、「総理大臣の孫だ」っていうだけの理由で、最初の1回はチャンスがいただける。2回目に呼んでもらえるかどうかは自分次第だと思って、もう「おじいちゃん、ありがとう!」です。そこからは整理がついて、すべてを受け入れて歩いて行こうと思えるようになりました。
◆対談の続きは、1月4日配信の【比叡山大阿闍梨×DAIGO「子育ては修行。大切なのは次に伝えること」】でご覧いただけます。
【プロフィール】
光永圓道(みつなが・えんどう)/1975年生まれ。1990年に15才で得度受戒。2000年に延暦寺一山・大乗院住職に・2009年、千日回峰行を満行し北嶺大行満大阿闍梨となる。現在は、大乗院住職、覚性律庵(滋賀県大津市仰木4-36-20)住職。光永圓道大阿闍梨が、仏門の修行と千日回峰行の荒行を経て到達した「心地良く生きるための作法」を説いた『比叡山大阿闍梨 心を掃除する』が発売中。
DAIGO(だいご)/1978年生まれ。2003年にDAIGO☆STARDUSTとしてメジャーデビューし、2007年に3人組ロックバンドBREAKERZを結成。独特のキャラクターで注目を浴び、歌手のほかにバラエティーや舞台などで活躍。
撮影/黒石あみ