同作品の監督を務めた故・大林宜彦氏に「20年に1人の逸材」と大絶賛された。その後は数々のドラマに出演し、2016年には朝の連続テレビ小説『べっぴんさん』でヒロインの姉役に抜擢。「実力派女優」として名を高めている。芸能関係者が言う。
「蓮佛さんは、どんな役でも違和感なく『その役になりきる』ため“カメレオン女優”と称されますが、その影で多大なる努力をしている。彼女の場合、台本が来たら、その役が生まれたときからどんな思春期を過ごしたか、こういう場合はどう考えるのかなど、人生をシミュレーションして、撮影に挑むのです。
そこまで作り込むからこそ、漫画原作の作品でも、シチュエーションが荒唐無稽なものでも、視聴者は違和感なく見ることができる。本人の目標のひとつには『海外デビュー』もあるそうですが、海外でも通用する演技派なので、どんな作品に出演するのか今から楽しみですね」