●『緑寿庵清水』日本でただ一軒の金平糖専門店
1847年創業の、金平糖専門店。現在は果物などの素材をふんだんに使い、限定品を含め約60種類もの金平糖を作っている。金平糖には「レシピが存在しない」といわれ、熟練の職人が五感を研ぎ澄まし作り上げている。
苺の形に包まれた苺みるくの金平糖(3520円)は見た目もキュート。定番の金平糖の中で天然水サイダー味(599円)は「スッキリして、おいしおす」とふく凪さんオススメ。
塩漬けの桜を使用した桜・緑衣黄桜の金平糖(1個918円)。緑衣黄桜は希少な緑の桜「御衣黄桜」から着想を得た、京都らしい春の限定品。
茶葉を丁寧に煮詰めて作られた紅茶の金平糖(1360円)は製法にこだわった特選金平糖。同シリーズにはほかにほうじ茶、珈琲、濃茶など。
「緑寿庵清水さんの金平糖は一度食べたらすっかりハマってしまいました」と、オリジナルの「マイ金平糖BOX」を作るほどに!
事前予約で完売する「究極の金平糖」シリーズにはお酒を使った味も。白ワインの金平糖をいただいた2人は「貴重な味!」と神妙な面持ちに。
住所:京都市左京区吉田泉殿町38番地の2
●『たきものゑびす』伝統を刷新し続ける奥深い味
初代が考案した伝統の技法と味を守りながらも、時代の変化に合わせ進化させている京のおばんざい。どこかなつかしくも新しい味わいで、ご飯のお供にピッタリ!
住所:京都市上京区今出川通七本松西入真盛町743-1
●『かね正』昭和天皇も愛したお茶漬け
祇園の路地裏にたたずむ鰻の名店では、白焼きした鰻をみりんやしょうゆで煮込んだ「お茶漬け鰻」(100g・3200円)を販売。昭和天皇も京都から届くと熱い煎茶をかけて召し上がられ、食事の後も「あれ、まだある?」と女官に問うほどだったという。
お店のすぐ横では鰻を地下水で生かしているため、毎日新鮮な鰻を提供できる。ふく凪さんも興味津々!
保存期間は常温で1週間ほど。お茶漬けはもちろん、おにぎりやだし巻き卵などの具として使っても美味。
住所:京都市東山区縄手通三条下る
※掲載情報は3月10日時点のもので、商品の売り切れや価格が変わる場合があります。
取材・文/井上明日香 撮影/杉原照夫、玉井哲郎
※女性セブン2023年3月30日・4月6日号