今年4月、フジテレビにアナウンス職で入社した原田葵アナウンサー(22)に「カトパン(加藤綾子アナ、38)の後継者」として早くも熱い視線が注がれている。法政大学社会学部卒の原田アナは、2015年8月から2022年8月までアイドルグループ・欅坂46(現・櫻坂46)で活動。そうした経歴も関係してか、“即戦力”として期待の声が上がっている。“坂道系”グループ出身のキー局アナとしては、元乃木坂46のメンバーでテレビ朝日の斎藤ちはるアナ(26)以来、実に4年ぶりとなる。フジテレビ局員はこう語る。
「元アイドルということで、入社前から局内で『原田葵がうちのアナウンサーになるらしい』と噂になっていました。入社以降も注目は高まるばかりで、4月28日には定例社長会見で港浩一社長が『原田は、アイドルとして活躍してきた一方で、勉学にも大変熱心だったと聞いています』『よく声が通っていい』とまだ入社したての彼女についてコメントを残していた。まだ“初鳴き”していないアナウンサーについて社長が公の場で言及するのは異例です。それだけ期待が高いということでしょう」
4月にはフジ社員向けに配布された「社内報」のなかで新入社員の紹介がなされており、原田アナの「自己紹介文」の内容が社内では話題になっているという。
原田アナは自己紹介の冒頭で、〈中学3年生から欅坂・櫻坂46のメンバーとして7年間アイドル活動をしていました〉と誰もが知っているとも思われる自身の活動について触れている。そして、〈ツアーで全国を巡るなかでも学業でおくれを取らないように布団を封印して机にかじりついているうちに、底なしの体力とド根性が身につきました〉と述べている。
さらにフジ社内で話題になったのが、アナウンサーになってからの活動について〈実際に現地取材に行って、そこにいるからこそ捉えられる感覚をお伝えしたいです〉と記した部分だ。前出のフジテレビ局員が語る。
「彼女は港社長からの期待が大きいですし、何より“場慣れ”している。早いうちに看板番組やバラエティ番組のサブMCなどを務める可能性もあると思います。なので、彼女が『報道アナ』への希望を窺わせるような言及をしていたので驚きました。2021年入社の竹俣紅アナ(24)が元女流棋士・タレントという肩書きながら、『Live News イット!』のフィールドキャスターを1年ほど務めていましたので、その路線を踏襲するかもしれません。いずれにしても初鳴きには高い注目が集まるでしょう」
アイドル時代に鍛えた“体力”と“ド根性”でフジテレビのエースになれるか。