《被害者は酒に強い方で、加害者から渡された時には酔いはさめていたが、酒を数口仕方なく口にしたあとに意識がプツリと途切れた》
《目を覚ました時には、別の場所に移動していた》
《加害者はコンビニで酒を購入してトイレに寄ったことがコンビニの防犯カメラに映っている》
《飲料に薬物を滑り込ますことは被害者の前でも簡単なことであり、加害者は缶のフタをコンビニ袋の中で開け、被害者に強引に渡した》
《被害者は翌朝自分の鞄の中を確認すると、被害者が身に着けていた下の下着とパンストが入っていた》
《警察の毛髪鑑定では国内で対峙できる薬物しか鑑定が行われていない。睡眠に関する成分は検出されなかったが、塗り薬のようなものを使用したかどうか聞かれたため、まったく何も検出されなかったわけではない。レイプドラッグに使われる薬物は睡眠系だけではなく、覚醒系もあるため、現時点で毛髪鑑定が白とは言い難い》
そして、中川市議は万木市議の訴えに、《原告に対し、不法行為を行っていないため、金員を支払う必要はない》と、争う姿勢を示した。
万木市議に提訴に至った経緯、中川市議との関係、説明責任について問い合わせたが、期日までに回答はなかった。一方、性的暴行を受けたと主張して訴えられた中川市議は、次のように心境を語った。