「31歳と年齢的にもまだ若く、長打力が魅力の筒香選手に日本の複数の球団が獲得に興味を示していましたが、彼は子どもの頃から憧れていたメジャーでプレーする夢を選びました。
しかし、メジャーで活躍する投手の球は速く、打球も早くなるので広い守備範囲も求められます。正念場を迎えている筒香選手は大幅な減量を行って身体を絞り、打撃の確実性を上げつつ、スイングスピードを速くしました。守備でも動きが軽くなったようです」(スポーツ紙記者)
筒香選手は小学生の頃から1日5食を食べる大食漢で、父親は『牛のように食べる子どもだった』とメディアで語り、プロ入りしてからの体重は102キロだった。彼が痩せた理由について、前出の記者が打ち明ける。
「これまで筒香選手はファスティング(断食)で減量を行なってきました。DeNA時代に栄養学の先生の指導を受けたことをきっかけに、体をリセットする意味も込めて毎年シーズンオフに10日間ほどのファスティングを行っていました。
ファスティング中は打撃が研ぎ澄まされる感覚になるそうで、今年が最後の年と言われているメジャー挑戦のためにシーズン中でもファスティングを行っているのでしょう。彼なりのメジャーへの適応方法なのだと思いますが、結果に結びつくことを祈りたいです」
WBCで世界を唸らせたホームランにファンは期待しているが、ファスティング効果でメジャー昇格はなるか!?