大谷の異次元のパワーは、基礎的なトレーニングの繰り返しで培われたものだ。実直に「野球がうまくなりたい」という純粋な心で取り組む、大谷の基本をおろそかにしない姿勢が伝わってくる。大谷はマナーの意識も高いという。新型コロナウイルスがまん延して以降、筋トレ器具は使用するたびにアルコール消毒が求められた。
「通訳の一平さんと一緒にジムを訪れる大谷選手ですが、一平さんに任せることなく、自分で除菌シートを使って丁寧に拭いていました。球場でゴミを拾う大谷選手の姿勢が称賛されていますが、ジムでもまったく同じ。年収85億円で地位と名誉を得ても謙虚な姿に、もはや同じ人間とは思えませんでした(笑い)」(前出・アメリカンフットボール選手)
※女性セブン2023年7月20日号