一方、西本容疑者の姿がよく見かけられていたのが宮崎市内の最大飲食店街・通称「ニシタチ」だ。このエリアでは有名な存在だったという。バーの従業員はこう語る。
「よく、20時くらいから飲み歩いている姿を見かけましたよ。女性を同伴している姿が多かったですね。年齢も彼(西本容疑者)と同じくらいの人が多かった。一日に何件も店を変えて、深夜~朝方まで飲み歩くのが好きだったようです。女性好きは間違いないのでしょうが、酒癖が悪いとか、酔い潰れたとか、暴力をふるうなどのトラブルは聞いたことが無かったので、今回の事件に戸惑う気持ちもある」
事件当日も西本容疑者は友人らと早い時間帯から飲み始め、23時過ぎに妻と被害女性が働くキャバクラを訪れた。約2時間ほど滞在し、店を後にしたが、西本容疑者と被害女性はそのままアフターに。店を2軒はしごした後ラブホテルに行き、事件が起きた。
西本容疑者は送検の際、「暴力してないよ。暴力だけは、まじでしてないからね」と報道陣に訴えかけ、弁護士に対しても「男女の関係を持っていない」と答えている。今後の捜査に注目が集まるが、すでに同僚である宮崎市議からは厳しい声があがっている。
「議員活動は普通にこなしていましたが、以前から朝方まで繁華街で飲み歩いていたり、派手な女性関係などが議員の間で話題だったので、普段の素行についてはどうなのかという疑問を抱いていました。そもそも子供を持つ親の行動としていかがなものかと思います。議員は毎日遅くまで飲んでいるというイメージを持たれると、こちらとしても迷惑な話です。また、(西本容疑者は)SNSで議員報酬を公開していましたが、結局現在の議会は欠席となり、それでも報酬は支払われますので、単なる人気取りのパフォーマンスにしか過ぎなくなってしまったことも残念です」