熊井被告は一緒に逮捕、強制送還された藤田海里被告(24)とは内縁関係にあり、今年5月の逮捕時に妊娠していた。そのため、逮捕後は釈放されて在宅のまま起訴され裁判が進められていた。
「自宅に戻ってからは一度も姿を見ていなかったのですが、今年の11月くらいから赤ちゃんの泣き声も聞こえるようになり、それからひとみさんも外に出るようになった。高齢者施設のボランティアに週数回参加しているようです」(近隣住民)
熊井被告と藤田被告は公判が進んでおりともに2件の窃盗罪、約414万円を騙し取った容疑でそれぞれ懲役2年、懲役3年が下されている。
「熊井被告の姉が400万円近くを立て替えて、被害者2人と弁済、示談を試みていますが、被害者の1人はそれに応じていません。弁護側は執行猶予を求めていましたが、地裁もルフィらに強制されていたことは考慮したものの、かけ子としての責任は重いと判断した。今後は収監され、産まれたばかりの子供と離ればなれになってしまう可能性もある」(前出・社会部記者)
※週刊ポスト2024年1月1・5日号