ホワイトボードへの災害状況の書き込みについては、X(旧Twitter)上で話題になっていた。ホワイトボードに被害状況を記した馳浩・石川県知事の2日のポストについて、社会活動家の勝部元気氏が「いまだにこんなアナログの災害対策をしているとは驚きます」と引用(現在削除済)。そのポストには1000件以上のリプライがつくなど、議論を呼んだ。
NEWSポストセブンの現地取材では、携帯の電波が途切れ電話が繋がらないケースが多発し、写真など容量の多いデータは送信できないケースが多かった。馳知事のポストした内容を見ると、珠洲市には地震発生後しばらく電話が通じなかった様子がうかがえる。珠洲市のホワイトボードにはX(旧Twitter)上に投稿された情報も記載されており、救助の一助となっているようだ。
一人でも多くの住民が助かるよう、懸命な救助活動が続いている。