鈴鹿央士のおすすめ作品BEST3
【1位】デウィット・パーシャル『ハーミット・クリーク・キャニオン』1910-16年
「事前に資料で見たときから気に入っていた作品ですが、実物は想像していたよりもサイズが大きかった! 鉄道会社の観光PRとして、作者は目隠しをされた状態でこの場所まで連れて行かれて、この景色を描いてくださいと言われたそうなんです。そのエピソードを含めて好きな作品。間近で見ると雲の流れを感じられたり、風が強かったのかなと想像が膨らみます」
【2位】ウィリアム・メリット・チェイス『ウィリアム・クラーク夫人』1915年頃
「顔がすごく美しく描かれていて、目とか動きだしそうなくらい! 左側に何かわからない線が描かれていて、これは何だろうと考えるのも楽しく、心惹かれた1枚」
【3位】ルーサー・エマーソン・ヴァン・ゴーダー『公園にて』 1894年以前
「20.3×25.4cmとサイズが小さな作品なので、遠くからだとまるで写真のような精巧さに見えました」
展覧会オリジナルグッズ
人気ショップとのコラボなどさまざまなグッズが並ぶ。
「最初に聞いていたよりも、グッズの品揃えが10倍くらいに増えていて驚きました! 充実していて楽しいです」
●猿田彦珈琲 印象派・スペシャルブレンド 1458円
猿田彦珈琲とのコラボ商品で、展覧会の人気作品の絵柄がプリントされている。
●サブレミシェルのヴォヤージュサブレ 2200円
東京・麻布十番に本店を構える人気サブレショップとのコラボ商品。カラフルな色味とサクサク食感のサブレがぎっしり!
●モネ『睡蓮』のノート 550円
「ページの紙の質感がちょっとアンティーク風でおしゃれ!」
※グッズは売り切れの場合があります。最新の情報は展覧会公式SNSをご覧ください。
■『印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵』
会場:東京都美術館 企画展示室
住所:東京都台東区上野公園8-36
開室時間:9:30〜17:30
観覧料:一般 2200円、大学生・専門学校生 1300円、65才以上 1500円
会期:4月7日まで
※入室は閉室30分前まで
※金曜日は20:00まで
※高校生以下無料
※土日・祝日及び、4月2日火以降は日時指定予約制。当日の空きがあれば入場可
※東京の会期のあと、全国3か所で巡回予定
撮影/黒石あみ
※女性セブン2024年2月22日号