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2011.06.13 07:00  週刊ポスト

亀井静香氏 「民主は数だけで政治はできぬと反省するべき」

 菅直人内閣の後継体制をめぐって、一部では「亀井救国内閣」構想が浮上してきている。そこで、亀井静香・国民新党代表にインタビューした。

――菅首相辞任を見据えて、民主党の岡田克也・幹事長は自民党執行部と連立交渉を始めようとしている。

亀井:そんな工作がうまくいくはずはありませんし、許されるはずもないでしょう。民主党では近いうちに代表選が行なわれる。総理だけ交代させ、執行部や閣僚も今のまま居抜きの“菅抜き内閣”ではダメで、内閣も党も新しい布陣にして、新しい代表と執行部が「国難だから協力してくれ」と野党にお願いしなければまとまらない。

――今の執行部は小沢一郎元代表を除名すると息巻いており、代表選はまたしても小沢vs反小沢の様相を呈しつつある。

亀井:(大きくため息をついて)それがいかんのよ。オールジャパンでやらなきゃいけないのに、兄弟喧嘩をやってる場合じゃない。党内で喧嘩しながら、野党には「オレたちの方と仲良くしよう」なんてうまくいくわけがない。民主党は政権交代の原点に戻らんとだめなんだ。政権を取ってはみたが自分たちは力不足だった、数だけでは政治はできなんだと、謙虚に反省しなくちゃならん。

 本当なら、菅さんにとっても民主党にとっても、震災が起きた時が小沢さんたちを含めた挙党態勢をつくり、野党に呼びかけて挙国一致内閣をつくるチャンスだったが、残念ながらできなかった。私は3月15日に菅さんに「オールジャパンで行こうよ」といったのに、「やりましょう」と返事が来たのは1か月後。それから私はいろいろと野党に根回ししたけど遅すぎた。

●聞き手/武冨薫(ジャーナリスト)

※週刊ポスト2011年6月24日号

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