とんでもない跳躍をするパペットマペット
続いて、優雅な音楽に乗って登場したパペットマペットは、覆面の黒子はそのままだが、身体はバレリーナ。それも黒いチュチュの衣装が、2011年ナタリー・ポートマンがアカデミー賞主演女優賞を獲得した映画「ブラックスワン」を連想させる。あっけにとられる観客席をよそに、優雅に踊り続けるパペットマペット。その踊りの美しさは、まさに「中の人、変わった?」。観客も、すっかり魅了されて拍手喝采。
これは、バレリーナの優雅な美しい動きが、Core i5 プロセッサーを搭載してグラフィック機能が飛躍的に上がった「Aspire:AS5750」の優れた性能を表現しているもよう。
撮影を終えたパペットマペットの中の人……ならぬパペットマペットの二匹に話を聞いてみた。
「今回、みんなが中の人、中の人と言ってるのが、ホント意味わかんない」(カエルくん)「だけど、不思議と俄然、動きが良くなったよね」(うしくん)
「それは中の人が変わったからでは?」と問いかけても、「中とかないですから!」と二匹とも頑なに否定。
ちなみにギャラはきっちり折半で、これまでにピンの仕事は受けたことがないそうだ。
「何しろ、両手のリーチ分くらいしか離れられないので、イヤでもくっついてきちゃうんですよ」と、カエルくんは苦笑い。
今回のように、中の人……ではなく、動きが変わるような仕事は、二匹にとって初めての体験とのこと。
「こんな動きができるなら、日々変えていただきたいね」とうしくんが言うものの、「あんまり激しい動きは……」と、カエルくん。
よく見ると、カエルくんの口のわきから、見てはいけない何か(糸のほつれと綿?)が出ている――この負傷が、ものすごい動きによる奮闘ぶりを物語っていた。
カエルくんが記者の視線に気づいたのか「大丈夫。僕たち脱皮ができるんです」と胸を張る。彼らは薄汚れたりボロボロになったりすると、ツルッと脱皮して、きれいになるそうだ。それなら今回のように、ものすごい動きに変わっても安心。あくまで、中の人はいない。
「これからも、こうしたお話があれば、いろんなことに挑戦したいね」と二匹は夢を語る。
「スキーに挑戦したり……」
「宇宙に行ってみたり……」
「そうだねぇ、無重力を体験したりして……」
“それって思いっきり、ガ●ャピンなのでは?”と考えている記者の隣で、「ぜひ! 日本エイサーさん、広告代理店の方、よろしくお願いします!!」と、営業活動に余念のない二匹。
「今日は、ものすごい動きができましたけど、明日からは普通の動きに戻ります」
「中の人などいません」と、パペットマペットは最後までそのキャラクターを貫き通しつつ、仲良さげに帰っていった。