芸能

《TOKIO解散には迷いなし?》松岡昌宏、「男気会見」で隠せなかった本音 唯一違った“足の動き”を見せた質問とは?

解散を発表したTOKIO(HPより)

解散を発表したTOKIO(HPより)

 国分太一(50才)がコンプライアンス違反を理由に無期限活動中止を発表、TOKIOは解散することになった。メンバーの松岡昌宏(48才)は、集まった報道陣の質問にひとつひとつ答えるという形で約20分、国分とのやりとりや解散を決めたいきさつなどについて語った。真摯な姿に「男気会見」と呼ぶメディアもあった。臨床心理士の岡村美奈さんが、会見時に見せた松岡の足の動きから本音を分析する。

 * * *
 国分太一さんのコンプライアンス違反による番組降板を受け、わずか5日で解散を発表した「TOKIO」。元メンバーの松岡昌宏さんは、主演舞台が行われる劇場に集まっていた報道陣の取材に応じ、自身の言葉でストレートに真摯に今の胸中を語った。最後にマイクを向けていた報道陣から拍手が出たほどの会見には、語り口やコメントの内容もさることながら、仕草にも2つのポイントがあった。

 1つ目は帽子を脱いだ時の仕草だ。報道陣の前に躊躇することなく立つと、松岡さんは「このたびは国分太一のことで皆様にご迷惑をおかけしております。お騒がせしております。大変申し訳ございません」と被っていた黒いキャップを脱ぎ、頭を下げて謝罪した。この時、彼は帽子を脱いだ頭に手を添え、髪を隠すような仕草を見せた。SNSなどでも指摘されたが、おそらく金髪を隠すためだろう。謝罪の場に金髪はそぐわないと考えたのか、金髪を手で隠し、さっとまた帽子を被った。

 もう1つは彼の足の動き。”現時点では自分が広報”であり、「どこかでこういう形になるであろうと、どこかで自分の中で想定していた」という松岡さんは、「もしこういうふうになった時、しっかり自分の口からお話しようと」とよどみのない声ではっきりと語った。

 その言葉が本心だったことは、彼の足の動きから読み解くことができる。足の動きは人の心の内を最も表しやすいといわれている。FBIの捜査官ジョー・ナヴァロ氏の著書『FBI捜査官が教える「しぐさ」の心理学』(河出書房新社)では、「体中の中で最も正直な部分、人が本当にしようとしていることを一番物語る部分、その人が考えていることを正確に反映するノンバーバル・』シグナルを探すべき部分」は、”足”だと書かれている。ボディーランゲージの権威といわれるアラン・ピーズ夫妻の著書『本音は顔に書いてある <言葉の嘘>と<しぐさの本音>の見分け方』(主婦の友社)では「本音は脚に聞け」という章がある。人の体は脳から遠くなるほど、意識が届かなくなるため、脚や足先は意識が行きわたらないと書かれている。つまり最も本音が出やすいのが脚や足先だ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
【伊東市・田久保市長が学歴詐称疑惑に “抗戦のかまえ” 】〈お遊びで卒業証書を作ってやった〉新たな告発を受け「除籍に関する事項を正式に調べる」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者が逮捕された
《不動産投資会社レーサム元会長・注目の裁判始まる》違法薬物使用は「大きなストレスで…」と反省も女性に対する不同意性交致傷容疑は「やっていない」
NEWSポストセブン
女優・福田沙紀さんにデビューから現在のワークスタイルについてインタビュー
《いじめっ子役演じてブログに“私”を責める書き込み》女優・福田沙紀が明かしたトラウマ、誹謗中傷に強がった過去も「16歳の私は受け止められなかった」
NEWSポストセブン
告示日前、安野貴博氏(左)と峰島侑也氏(右)が新宿駅前で実施した街頭演説(2025年6月写真撮影:小川裕夫)
《たった一言で会場の空気を一変》「チームみらい」の躍進を支えた安野貴博氏の妻 演説会では会場後方から急にマイクを握り「チームみらいの欠点は…」
NEWSポストセブン
中国の人気芸能人、張芸洋被告の死刑が執行された(weibo/baidu)
《中国の人気芸能人(34)の死刑が執行されていた》16歳の恋人を殺害…7か月後に死刑が判明するも出演映画が公開されていた 「ダブルスタンダードでは?」の声も
NEWSポストセブン
13日目に会場を訪れた大村さん
名古屋場所の溜席に93歳、大村崑さんが再び 大の里の苦戦に「気の毒なのは懸賞金の数」と目の前の光景を語る 土俵下まで突き飛ばされた新横綱がすぐ側に迫る一幕も
NEWSポストセブン
学歴を偽った疑いがあると指摘されていた静岡県伊東市の田久保真紀市長(右・時事通信フォト)
「言いふらしている方は1人、見当がついています」田久保真紀氏が語った証書問題「チラ見せとは思わない」 再選挙にも意欲《伊東市長・学歴詐称疑惑》
NEWSポストセブン
参院選の東京選挙区で初当選した新人のさや氏、夫の音楽家・塩入俊哉氏(時事通信フォト、YouTubeより)
「結婚前から領収書に同じマンション名が…」「今でいう匂わせ」参政党・さや氏と年上音楽家夫の“蜜月”と “熱烈プロデュース”《地元ライブハウス関係者が証言》
NEWSポストセブン
学歴を偽った疑いがあると指摘されていた静岡県伊東市の田久保真紀市長(共同通信/HPより)
《伊東市・田久保市長が独占告白1時間》「金庫で厳重保管。記録も写メもない」「ただのゴシップネタ」本人が語る“卒業証書”提出拒否の理由
NEWSポストセブン
7月6~13日にモンゴルを訪問された天皇皇后両陛下(時事通信フォト)
《国会議員がそこに立っちゃダメだろ》天皇皇后両陛下「モンゴルご訪問」渦中に河野太郎氏があり得ない行動を連発 雅子さまに向けてフラッシュライトも
NEWSポストセブン
参院選の東京選挙区で初当選した新人のさや氏、経世論研究所の三橋貴明所長(時事通信フォト)
参政党・さや氏が“メガネ”でアピールする経済評論家への“信頼”「さやさんは見目麗しいけど、頭の中が『三橋貴明』だからね!」《三橋氏は抗議デモ女性に体当たりも》
NEWSポストセブン
かりゆしウェアをお召しになる愛子さま(2025年7月、栃木県・那須郡。撮影/JMPA) 
《那須ご静養で再び》愛子さま、ブルーのかりゆしワンピースで見せた透明感 沖縄でお召しになった時との共通点 
NEWSポストセブン