国内
2011.11.04 16:00 週刊ポスト
大間のマグロ漁船のTV取材 一回につき10万円弱の謝礼が相場に
豪快な一本釣りで知られる「大間(青森県)のマグロ漁」は、いまやテレビ局の年末年始番組には欠かせないキラーコンテンツとなっている。
「水揚げは画になるし、何より安定した数字(視聴率)が取れる。だから各局とも漁船に同乗するためにカネに糸目を付けない。8月から12月にかけては漁師の奪い合いです」(キー局情報番組関係者)
もちろん1度の出港で必ず釣れるわけではないので、複数の船に何日間も同乗する。「ある局はバラエティ番組のために、港内のすべての船を1か月近く押さえていた」(同前)という。
そんな「札びら攻勢」がエスカレートし、現在では同乗する際の謝礼は「1回10万円弱」が相場。悪天候のために30分で港に引き返しても値引きはなし。「テレビ屋さんたちを乗せとけばボウズ(釣果なし)でも儲かる」と漁師たちもホクホク顔だ。
かつては「釣れたら1年遊んで暮らし、釣れなきゃ夜逃げ」といわれた大間のマグロ漁。だからこそロマンもあり、人気が出たのだろうが……。
今年も大間の港に、テレビ局のロケバスがズラリと並ぶ――。
※週刊ポスト2011年11月11日号
関連記事
トピックス

2月復帰戦の瀬戸大也 「スイムキャップのマーク」はどうなるか
週刊ポスト

あのパチンコ店幹部に「時短営業要請」について聞いてみたら
NEWSポストセブン

本能寺に光秀不在説浮上 『麒麟がくる』時代考証者はどう考える
週刊ポスト

池脇千鶴、『その女、ジルバ』の熟女ホステス役は“事件”だ
NEWSポストセブン

ドラマの番宣に出まくる菅野美穂 バラエティーで夫の話はNGの理由
女性セブン

草なぎ剛の妻 交際後に夜遊び卒業、酒もたばこも止めSNS全削除
女性セブン

今春パパになる二宮和也、西島秀俊夫妻の助言を受けて妻と挑んだ妊活
女性セブン

納車1年待ちが続くジムニー 「ミニゲレンデ」評の実力は本物なのか
NEWSポストセブン