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2011.11.30 07:00  週刊ポスト

2桁×2桁暗算術考案現役東大生 センター試験で881点取った

現役東大生が開発した画期的な暗算法が各界から注目を集めている。この暗算法を習得すれば2ケタ×2ケタの計算が、ラクラクできるようになる。解説本は小学生向きにもかかわらず、異例の12万部超えの大ヒット。考案したのは現役の東大医学部生だ。

「38×56は?」

この計算を暗算で、といわれたら、どれぐらいの時間でできるだろうか。いきなりいわれても、すぐにはできないという方が多いだろう。しかし頭の中に、あるプレートを思い浮かべて、わずか3秒でできてしまう暗算法が開発された。

それが“岩波メソッド ゴースト暗算”。この計算方法を習得すれば、2ケタ×2ケタの暗算が瞬時にできるようになるという。

暗算法といえば、4年前に“インド式計算”が大流行したが、インド式計算は基本的に「19×19」までの361通りを暗記するというもの。ところがこのゴースト暗算では、九九と足し算を応用するだけで、膨大にある2ケタ同士のかけ算すべてをカバーできる。インド式暗算の25倍もの計算力が身につくのだ。

暗算法をまとめた学習ドリル『岩波メソッド ゴースト暗算 6時間でできる! 2ケタ×2ケタの暗算』(小学館刊)は、今年の6月に刊行。11月6日のNHKの情報番組『サキどり↑』で特集されると、わずか2週間で12万部を超える学習ドリルとして異例のヒットになった。

「放送日と翌日だけで、3500件の書店注文をいただきました。シニア層からのお問い合わせも非常に多いですね」(小学館クリエイティブ担当者)

この暗算法を開発した岩波邦明氏は、東大医学部6年生の24歳。大学入試センター試験では900点満点中881点を獲得。50万人の受験者のうち当時90人しか突破できなかった、受験の最難関の「東大理科3類」に現役で合格している。

また、中学と高校時代には、「日本数学オリンピック」にも出場し、予選を突破し、本戦に駒を進めている。高校時代には日本古来の算数学「和算コンクール」に応募し、作製したオリジナル問題が金賞を受賞。

子どもの頃から算数が好きで、脳の働きに興味があったことが医学部に進む動機となったのだという。

昨年12月に起業し、教育コンテンツの開発、学習講座などを行なう『ルイ・イーグル株式会社』を設立。

「人様の病というものを勉強させていただく中で、ふとある時、社会の病はなんだろうと考えました。そう考えたとき、社会を変えるには、人を変えること、人を変えるには、教育を変えることだ。そう思い、教育会社を立ち上げました。

ゴースト暗算を最初に授業させていただいたのは、出版前からお世話になっていた日能研関東の小嶋勇会長のご厚意でお借りした教室での一日だけの講座ででした」(岩波氏)

その教室で子どもたちの為になるものは何か? そう思い、考え出されたのが“ゴースト暗算”だった。

※週刊ポスト2011年12月9日号

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