運気を扱うプロの占い師は、人を指南するだけでなく自らも開運法を実践している。著作の『おそうじ風水術』シリーズがベストセラーになった林秀靜さんは、風水学、中国相法、八字、紫微斗数など幅広く習得し、専門学校で講師のほか、講演、鑑定、企業コンサルタントなど幅広く活動。そんな林さんが指南するのは――？
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景気の上昇があまり期待できない年だからこそ、地道にトイレ掃除をコツコツと続けましょう。これは私自身の体験でもあります。風水的にはとても条件の悪い家に住んでいて、金運も低迷していた時代、とにかく毎日、トイレ掃除をしていました。6か月続けたところで、著作の『おそうじ風水術』シリーズがベストセラーとなったのです。
東洋占術にはさまざまな開運術がありますが、誰にも簡単で、お金もかからない開運法がトイレ掃除だったのです。トイレ掃除を毎日続けているうちに、自然と謙虚な性格になり、見栄を張ることもなくなりました。その結果、無駄なお金は使わずにすみます。便器をブラシで磨き、洗剤の泡を立て、水を流していると、それが一種のおまじないとなって、私に幸運をもたらしてくれたのだと思います。
風水では、汚れた空気や水を嫌います。トイレが汚れていると、不浄な空気が家の中に広がり、その家に住む人の運を下げてしまうのです。
※女性セブン2012年1月5・12日号
