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2012.02.12 07:01 週刊ポスト
男性特有の朝の生理現象ナシは動脈硬化や心筋梗塞の危険あり
男の元気の象徴といえば、「朝勃ち」。ある意外なきっかけで朝勃ちが復活し、充実した気分を味わったという男性諸氏もまた存在する。
50歳のCさんは、1年前の会社の健康診断で「メタボ」と診断された。体型や健康に対して不安が募ったCさんは、一念発起し、ウォーキングを始めることに。
とはいえ、「1日1万歩といった目標を掲げると挫折してしまいそうだ」と考えたCさんが選んだのは、帰宅後、犬を散歩に連れていくことだった。その甲斐あって、80キロを超えていた体重が、半年後には75キロを切るように。
そして、そんなある朝のこと、Cさんは目覚めた時に下半身にいつもと違う感覚をおぼえた。なんと、朝勃ちしていたのである。最後の朝勃ちの記憶は定かではないが、Cさんにとってこの充実感は数年ぶりに味わうものだった。
浜松町第一クリニックの竹越昭彦院長が、Cさんの成功の秘訣をこう説明する。
「体重が減って勃起状態がよくなるケースはよくあります。太りすぎの人は痩せることで循環器の機能が高まり、身体全体の調子がよくなりますからね。
Cさんの場合、犬の散歩ということで、無理せず楽しみながら散歩したことでより効果が高まったといえる。ウォーキングは効果的ですが、ノルマ的に行なうと逆にストレスになってしまうこともあるからです」
竹越院長によれば、朝勃ちはまさに健康のバロメーターであるという。
「朝勃ちがないのは、内陰部に血液を供給する血管に障害がある状態なので、動脈硬化や心筋梗塞などのアーリーリスクを示しています。また、睡眠障害と勃起障害は密接に関係していて、眠れない人はEDも抱えている場合が多い」
※週刊ポスト2012年2月17日号
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