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“悪い結果はイヤ”と神社でおみくじ引かない受験生増加

 受験シーズンまっただ中だが、受験の神様といえば、やはり菅原道真(天神様)。

 東京では湯島天神(文京区)と亀戸天神社(江東区)が双璧だが、GS進学教室の後藤高浩さんは、「京都の北野天満宮や福岡の太宰府天満宮までお守りを買いに行く受験生や保護者、塾講師も結構います。やっぱり本場物(?)のご利益は違うらしいですよ。

 絵馬は多くの受験生が書いて奉納していますが、『おみくじは悪い結果が出たらいやなので引かない』という受験生が増えているようです。また最近は『合格祈願代行』も目にするようになりました」。

 気軽に神頼みに出かけられない地方の受験生や忙しい都内の受験生にもニーズがあるよう。絵馬を書いて送れば代わりに奉納してくれてその様子をネット動画で配信してくれるという今どきならではのサービスだ。

 では、どんな神社が人気なのだろうか? 受験生に人気の3つの合格祈願神社を紹介しよう。

 斜面に突き出した石は宮城県沖地震(1978年)でも耐えたということから、「落ちない」受験の神様として有名になったのが宮城・石巻市の釣石神社。東日本大震災で神社の社務所や鳥居は津波で流失したが、この石は無事だった。(住所:宮城県石巻市北上町十三浜字菖蒲田305)

 東の太宰府として「東宰府天満宮」ともいわれ、多くの受験生が参拝するのは東京・江東区の亀戸天神社。お守りははがき付きで、受験情報を書いて送ると、祈祷してもらえるという。(住所:東京都江東区亀戸3-6-1)

 福岡の受験生におなじみなのが、太宰府市にある太宰府天満宮。学問の神として広く知られる菅原道真公をお祀りする全国1万2000社の総本宮。(住所:福岡県太宰府市宰府4-7-1)

※女性セブン2013年2月14日号

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