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ブームの金 レートは1日ごとに固定のため価格交渉は不可能

 2011年に一度はピークを迎えた金相場が、今再び上昇中。しかも、今度は2年前を上回る勢いなんだとか。例えば、バブル真っ直中の1988~1989年の金相場は、1g2000円前後。その後は長らく低迷していたが、2005年頃から回復し始め、今年に入って5000円台を突破。これは、東京商品取引所の取引開始(1982年)以来、初めてのことだという。

 どうせ売るなら、少しでも得をしたいという人は多いはず。上手な売り方はないのか。「ゴールドプラザ」を運営する「ドリームファクトリー」東日本事業部・松田大志郎さんに聞いてみたところ、「複数のお店で鑑定してもらうといいかもしれません」とのこと。

「まず、金のレートはお店ごとに決まっているので、1店目より2店目のほうが高く買い取ってくれるといったことがあります。

 金のレートはどのお店も1日ごとに固定されているので、家電量販店のように『あの店よりも高く』といった交渉は難しいです。ただ、ダイヤやルビーといった宝石が付いている場合、その宝石に関しては金のようにレートが決まっているわけではないので、交渉次第で高く買い取ってくれる可能性があります」

 使わないものを、これだけの価格で買ってもらえる機会なんて、そうそうない。ゴールデンウイークも近いことだし、おこづかい稼ぎにまずはタンスの奥を探してみては?

※女性セブン2013年4月25日号

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