203万3656人(法務省調べ)──現在、日本に住んでいる外国人の数だ。不況の影響もあって、この数は3年連続減少傾向にあるという。そういった状況にあっても、日本に住み続ける外国人は、日本人の主婦顔負けの節約術を駆使している。そこで、在日外国人による仰天節約術を聞いた。
まずは30代のフランス人女性。「日本にいる時はフランスワインを飲みません。フランス産というだけで、品質に見合わない高い値段がついていることが多いんです」とのことで、日本で愛飲しているのはもっぱら1000円代のチリ産ワインだそう。
そして、40代の韓国人女性はこう話す。
「日本に来てからも、いろんな種類のキムチを自宅で漬け込んでいます。日本で買うキムチは高いし、正直、おいしくないですから(苦笑)。白菜は安いときに5、6個まとめ買いして、一気に漬け込みます。おかずがキムチだけのこともありますが、夫や子供たちも文句は言いません」
安上がりなうえ、キムチ鍋や炒めものなどさまざまな料理に使えるので、常備菜として欠かせない。また、20代のタイ人女性はテレビ無しの生活で節約しているという。
「テレビは地デジ化の波に乗り遅れたので、今はテレビなしの生活(苦笑)。以前から日本のテレビ番組はガヤガヤしたものが多いと思っていたので、もうテレビは買おうと思いません。電気代は安い月で1か月1900円ほどです」
※女性セブン2013年11月7日号