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小倉智昭さん、新たながんが見つかる度に口にしていた“初期対応”への後悔 「どうして膀胱を全部取るという選択をしなかったのか…」

12月9日に亡くなった小倉智昭さん

12月9日に亡くなった小倉智昭さん

「智ちゃん、大丈夫?」──都内の自宅にあるベッドに横たわった夫の耳元で、妻・さゆりさんはそう呼び掛けた。その瞬間、つながれた夫の手には、“ギュッ”と少しだけ力が込められたという。

 12月9日、フリーアナウンサーの小倉智昭さん(享年77)が膀胱がんのため亡くなった。小倉さんが当時まだ珍しかった「フリーアナウンサー」になったのは1976年、29才のとき。『とくダネ!』(フジテレビ系)では1999年から2021年まで総合司会に座り、同一司会者による全国ネットの情報番組としての最多放送回数を記録し、長らく朝の顔を務めた。司会業から離れても、亡くなる直前までテレビ出演や講演活動などに勤しみ、仕事に邁進した。

「かねてがん闘病を続けてきた小倉さんは、11月下旬に体調を崩して千葉県内の病院に入院後、亡くなる5日前に骨盤や腰椎、脳に近い髄膜にまでがんが転移していることがわかりました。それ以上の手の施しようがないことを、さゆりさんが小倉さん本人に伝えたそうです。小倉さんは12月6日に都内の自宅に戻り、以降は緩和ケアを受けていました」(芸能関係者)

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