いよいよ今国会にカジノ基本法案が提出される。フジテレビが中心となるお台場カジノも、シンガポール型の巨大なIR(インテグレート・リゾート)を目指しているという。
「ダイバーシティの目玉に等身大ガンダムをもってきたように、外国人が喜びそうなアニメなどのコンテンツを前面に押し出し、放送との連動も図る。ラスベガスで人気の高いシルク・ドゥ・ソレイユの日本公演もフジは手がけているし、このようなショー施設も入るのではないか」(フジテレビ関係者)
米シティグループが今夏発表した試算によると、東京五輪が開かれる2020年の世界のカジノ市場では、日本がマカオに次ぐ世界第2位になると予測されている。東京、大阪、沖縄の全国3か所にカジノができると想定され、市場規模は1兆5000億円と推計。2020年には、シンガポールの1兆円、ラスベガスの7500億円を遥かに凌ぐカジノ大国になるというのだ。
※週刊ポスト2013年11月29日号