7回目の五輪出場にして、ソチ五輪で22年越しの悲願だった個人メダルを獲得したスキージャンプの葛西紀明。次の大仕事は「嫁取り」か。
41歳のレジェンド・葛西紀明は、いまだ「独身」である。ネット上には「マジで結婚してほしい」「独身?私でよければ……」といった類のラブコールが溢れている。当然、今後いい寄ってくる女性はたくさんいるはずだ。
しかし、そもそも世界屈指のジャンパーであり、誰もが認めるイケメンである葛西は、なぜ40代になっても独身なのだろう。ちょっと解せない。
「あの人、見かけによらず奥手なんですよね~」と、北海道下川町の下川中学で葛西と同級生だった女性・Aさんが証言する。
「葛西君は中学の時から“のりぴぃ”と呼ばれてみんなの人気者だったんです。学校にいた先生の“なめてんな、この~!”という口癖を葛西君が真似するたび、教室が大爆笑していたくらい。だけど学校ではお笑い芸人みたいな扱いになりすぎて、浮いた話は一切なかった。バレンタインチョコももらったことがなかったんじゃないかな」
う~ん、奥手とはいっても女性のほうがほっとかないと思うのですが……。さらに同じく同級生だった男性からはこんな話が寄せられた。
「葛西、別に結婚なんて必要ないんじゃないですか。アイツ、料理がムチャクチャ上手で、しかもこだわりがすごい。米を炊く水加減ひとつにもすごくこだわって“米粒が立ったご飯じゃないと俺は食べない”とか本気でいうんです。焼き肉を食べに行ったとき、誰かが牛タンにさっとレモンを振ったら、“何で、俺嫌いなのに。もう食べない”って口を付けなかったってこともありました。一緒に生活すると、けっこう大変かもしれませんよ。
だけど、アイツのカラオケは絶品。もしかしたら、ジャンプよりも上手いかも(笑い)。特に斉藤和義の『歩いて帰ろう』なんて、女の子が聞いたらウットリしちゃうんじゃないかな」
孤高のジャンパーは、一筋縄ではいかない様子。お付き合いするには、相当の覚悟が必要なようです。
※週刊ポスト2014年3月7日号