芸能

大ヒット『アナ雪』の秘密 ヘビロテ歌詞、日本語訳秘話など

 観客動員数1000万人を超え、歴史的なヒットを記録している映画『アナと雪の女王』。リピーターも続出している本作には、何度見ても楽しめるしかけが隠されていた。

【ヘビロテ台詞】
 劇中でアナやエルサ、オラフ、クリストフなど、さまざまな登場人物が何度も口にする台詞に気づいたかたはかなりのツウ。それは「Wait,what?」(待って、何ですって?)。これは、アナ役を演じた女優クリステン・ベルの実生活での口癖で、収録時に追加されたそう。全部で何回出てくるか、数えてみて!

【エルサとアナの父の秘密】
 アレンデール国王にして、エルサとアナの父親は、ある実在の人物と、そっくり。それは、ウォルト・ディズニーさん本人。髪形、目元、ヒゲ、彼の姿を目に焼きつけてから『アナ雪』を見ると、アッと驚くこと間違いなし!

【『Let It Go』日本語訳秘話】
 日本語版劇中歌『Let It Go~ありのままで~』のなかで、「ありの~ままの~」と歌っている部分は、英語では「Let It Go~Let It Go~」。このシーンは口元がアップになるので、英語版と同じ音数、同じ口の動きにしないと違和感が出る。つまり6音で、3つ目と6つ目の音の母音は「お」に限定される。この制約のなか生まれた訳が「ありのままの」だった。

【スヴェンの生みの親は?】
 劇中でクリストフを乗せて疾走するトナカイのスヴェン。制作スタッフによれば、最初は本物のトナカイを用意して、その動き方を分析しようとしたのだが、衆人監視という環境に緊張したのか、立ったまま動こうとしなかった。そのため後日、エグゼクティブプロデューサーのジョン・ラセターさんの愛犬の動きを参考に、スヴェンは作られたという。

※女性セブン2014年5月22日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

今季のメジャーリーグでのプレーは大丈夫?(写真/EPA=時事)
2009年のイチローは開幕間に合わず…WBCメジャー組「それぞれの難局」大谷翔平は大丈夫か
週刊ポスト
『クイズ!ドレミファドン 春ドラマ豪華出演者が激突3時間SP』
放送続く『クイズ!ドレミファドン』 若年増の「イントロ離れ」の中、なぜ今イントロクイズなのか?
NEWSポストセブン
旧NHK党党首の立花孝志氏(左)とガーシーこと東谷義和氏(筆者撮影)
【ドバイに集うクセモノ日本人】ガーシーが最長10年居住できる「ゴールデンビザ」を取得した経緯
週刊ポスト
岩田絵里奈アナと結婚発表の水卜麻美アナ
日テレ・水卜麻美アナの電撃結婚の背景にあった「岩田絵里奈アナの“左遷人事”」
NEWSポストセブン
水卜麻美アナと電撃婚の中村倫也、「絶対に彼の良さは伝わる」事務所社長が信じ続けた俳優としての才能
水卜麻美アナと電撃婚の中村倫也、「絶対に彼の良さは伝わる」事務所社長が信じ続けた俳優としての才能
NEWSポストセブン
“体に入れるもの”にこだわっていた道端ジェシカ(時事通信フォト)
カエル毒、粘土を使って…道端ジェシカ容疑者「薬物逮捕」で注目される“特殊な健康志向”
週刊ポスト
不倫疑惑も報じられた篠田麻里子
《離婚成立》篠田麻里子、不倫疑惑で「地元福岡ドラマ」の出演が見送りになっていた 始球式務めたホークスとも離別
NEWSポストセブン
アナウンス力、ナレーション技術も高く評価される
中村倫也と電撃婚の水卜麻美アナ、ザワつかせた「結婚発表2週間前の号泣」ようやくわかったその胸中とは?
NEWSポストセブン
成人男性の体重が36.8キロになっていた(大津地裁)
【同居男性虐待事件】懲役24年の判決に“涙なき”嗚咽の被告女性「被害男性にゴキブリの足を食べさせていた」
NEWSポストセブン
明菜
中森明菜が突如コメント「バカ殿」志村けんさんとのこと「どれだけダメ出しされても大丈夫」のアドバイスも
NEWSポストセブン
当時、唐橋は交際について「そっと見守ってください!」とコメント(2018年10月撮影)
《メガネを外した貴重シーン》唐橋ユミが表情トロン、結婚相手の映画監督とラブラブデート現場
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 「夫婦の年金」「家族の相続」必勝法ほか
「週刊ポスト」本日発売! 「夫婦の年金」「家族の相続」必勝法ほか
NEWSポストセブン