衣類や寝具、小物類など、夏のシーズン用品を1年後に出してみたら、黄ばみやシミがくっきり…。夏物の保管には特に多い失敗。生活研究家、消費生活アドバイザーの阿部絢子さんはこう語る。
「通常のドライクリーニングだけでは、汗じみなど夏に多い汚れはきれいには取れません。衣類に残った汚れは時間とともに酸化し、黄ばみなどの原因になります」
衣類についている洗濯表示を確認し、可能なものは自宅で丸洗いするのが一番だという。最近は洗える寝具も多い。
「洗濯用洗剤に配合された酵素は40℃のお湯に入れたときに威力を発揮します。汗の黄ばみ汚れがひどいものは40℃のお湯で濃いめの洗剤液を作ってつけおきすれば、驚くほどきれいになりますよ」
洗えない寝具でも、風を通すだけで湿気対策になる。
「まずは天気予報をチェック。天気のいい日に家中の窓を開け放って、夏の湿気や汚れを一気にきれいにしてしまいましょう」
※女性セブン2014年9月18日号