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挑戦する寿司店 欧風料理と同居させ「寿司とパスタ」も好評

和牛タルタルステーキとマグロ、ヒラメ、ウニ

 全国に約3万店。鮨は地域の人々に愛され、各地でそれぞれの歴史を築いてきた。その中で、伝統を大切にしながらも新しいスタイルに挑戦する店が増えている。

「新店オープンの際に、たまたま欧風料理のシェフを紹介された」(店長の土屋陽平氏)

 そんな偶然の出会いから始まった東京・世田谷区経堂の「TOSHIYA Verde(トシヤ・ヴェルデ)」は、鮨を握って20年の土屋氏と欧風料理人の熊切啓人氏がカウンターの中に並ぶ不思議な空間だ。

「家族連れのお客様は、お父さんが鮨でお子さんがパスタというような楽しみ方をしていただいています。チーズと塩辛を合わせて食べていた方もいますね。意外とおいしいんです。今後はもっと和洋の食材を合わせたメニューに挑戦したい」(土屋氏)

【TOSHIYA Verde(トシヤ・ヴェルデ)】
東京都世田谷区経堂2-10-9
営業時間:17時~26時 /水休
予算(目安):5500円~

撮影■岩本朗

※週刊ポスト2014年10月17日号

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