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コンビニチョコやめ高級チョコあげた妻 夫の喜ぶ顔にほっこり

 今日はバレンタインデー。そこで今回は、ファッションプロデューサーの植松晃士さんがバレンタインデーに厳選したチョコを渡す意義について、語ってくれました。

 * * *
 皆さま、ご機嫌よう。

 今年もバレンタインデーがやって来ました。20代、30代まで「義理チョコなんて面倒なだけ」と言っていた女性が、年齢を重ねるにつれて「義理チョコをあげる相手もいない」という状況になっていたりして。

 私の女友達は、もう何年も夫へのチョコはコンビニで済ませていたのですが、今年はちょっと奮発して、高級ブランドの小さなボックスにしたそうです。

「夫の喜ぶ顔を見て、私もほっこり。贈りものは義理や義務でするものじゃないのね」と、話していました。

 贈る相手を思い浮かべる買い物も楽しいけれど、買い物の効能はそれだけじゃありません。私は、気持ちの落ち込みを解消するのに“高価なものを買う、妄想をふくらませる”ということをよくします。

 10年前なら、欲しいものは“即買い”でしたが、今は1週間くらい気持ちが変わらないかどうか寝かせます。この迷っている時間がとても楽しい。それだけ私も大人になったのですね。

 こんな私が、皆さまにおすすめしたい買い物が、たとえばタイツとか手袋とか、あるいはランジェリーなど直接、身につけるものに、やや多めの予算をかけること。

 いつも1000円以内で買っていたら、倍額の2000円を出すのです。いつもと違う肌触りに、思わず笑みがこぼれますよ。

※女性セブン2015年2月26日号

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