ライフ

独身女性35才5年後既婚率10% 40才以降5年間での結婚は1%

 女性の社会進出が進み、アラサー、アラフォーになっても結婚していない女性は一般的になってきた。ファションプロデューサーの植松晃士さんがそんなアラフォー女性の結婚について解説してくれました。

 * * *
 私は先日、衝撃的なデータを目にしてしまいました。平成22年の国勢調査の分析結果なのですが、全国で未婚の30才は全体の41.47%。過去のデータと照らし合わせると、確率的には現在30才の女性の約半分は、10年後も未婚のままなんですって。

 35才を過ぎると、5年後の既婚率は10%に。さらに40才を過ぎると、その後5年間で結婚する人はたったの1%だそうです。つまり、現在35才独身の10人に9人が40才になっても独身。40才なら、100人のうち99人が45才で独身のままということです。

 もちろん「結婚が女性の幸せのすべて」などと言うつもりは毛頭ありませんが、「婚活」という言葉が悲壮感を帯びつつ語られているのは、こんな厳しい現実があったからなんですね。

 実際、私の周囲にもいます。アラフォーにして、「結婚」という言葉をあえて口にしなくなった女性たちが。彼女たちに共通しているのは、ファッション的にも、精神的にも、「地味で、表現しがたい倦怠感に満ち満ちている」という点でしょうか。

「シンプルなファッションが好き」なのは理解できますが、アラサー過ぎての「シンプル」は、他人には「ただの地味」という印象しか残りません。

 私はこういうかたを見かけると、「まだお若いのに、どうしてそう老け込みたがるの? 華やかさに欠けるし、おしゃれじゃない!」という言葉をゴクリとのみ込みます。

 これに加えて、ヘアケアやネイルケアなどを怠っていたりすると、もう悲惨です。もしや、おへそまで覆ったオバさんパンツをはいている? などと余計なことまで想像させられます。

 そして「オンナを休業しているのに結婚したいだなんて、まぁずうずうしい!」と思ってしまうのは、私が小姑ぎみな性格だからでしょうか? でも実際、おしゃれを忘れた女性とおつきあいしたい男性なんて、ほとんどいないと思うのですが…。

 クジャクをご覧なさい。繁殖期にはきれいな羽を思いっきり広げて、一生懸命、メスを誘っているではないですか。人間だって動物ですから、それなりのエサをまく努力をしなければ、良縁をつかみ取ることなんてできないんです。
 
※女性セブン2015年4月23日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

三浦瑠麗(本人のインスタグラムより)
《清志被告と離婚》三浦瑠麗氏、夫が抱いていた「複雑な感情」なぜこのタイミングでの“夫婦卒業”なのか 
NEWSポストセブン
オフの日は夕方から飲み続けると公言する今田美桜(時事通信フォト)
【撮影終わりの送迎車でハイボール】今田美桜の酒豪伝説 親友・永野芽郁と“ダラダラ飲み”、ほろ酔い顔にスタッフもメロメロ
週刊ポスト
バドミントンの大会に出場されていた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
《部活動に奮闘》悠仁さま、高校のバドミントン大会にご出場 黒ジャージー、黒スニーカーのスポーティーなお姿
女性セブン
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
女性セブン
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
被害者の宝島龍太郎さん。上野で飲食店などを経営していた
《那須・2遺体》被害者は中国人オーナーが爆増した上野の繁華街で有名人「監禁や暴力は日常」「悪口がトラブルのもと」トラブル相次ぐ上野エリアの今
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン