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2015.08.13 07:00  週刊ポスト

大雪による死者数 半数以上が屋根の除雪作業中などに死亡

 雷と大雪、どちらが死ぬ確率が高いのか──。雷に当たって死ぬというのは、何か天罰を下されたようで、できれば避けたい死に方である。人体に雷が落ちる事故は年間50件以上起きていて、1994年から2003年までの10年間の年平均で、被害者数は20人、死者数は13.8人である(警察白書)。

 一方の雪だが、雪がそれほど降らない地域に住む人は軽く見ているが、内閣府の「今冬期の大雪等による被害状況等について」によると、大雪の被害で死ぬ人は例年、100人前後で推移している。

 2013年11月~2014年3月までの期間で全国の死者数は95人だった。そのうち、半数以上の66人が屋根の雪下ろしなど除雪作業中に亡くなっている。

 雪下ろしをしなければいいのかというと、雪で倒壊した家屋の下敷きになって死亡した人が7人、落雪による死者が10人いるので、しないわけにもいかない。

 雷よりも雪のほうが死ぬ確率が高いが、実際は北海道や東北に被害が集中しているので、豪雪地帯の人々にとっては、この数字よりは大きなリスクといえる。

※週刊ポスト2015年8月21・28日号

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