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勝谷誠彦 マスメディアに苦言「ネットをリスペクトしすぎ」

 コラムニストの勝谷誠彦氏とネットニュース編集者・中川淳一郎氏が酒を飲みながら時事問題を自由にトークするネット配信番組『勝谷誠彦×中川淳一郎 ヘロヘロ時事放談』。12月12日に公開された第6回はフリーライターのシマヅさんをゲストに迎え、軽井沢にある勝谷氏の自宅で収録。リラックスした雰囲気で気持ちよく酔いながらトークをするも、「自分たちなりの2015年流行語大賞を決める」というテーマだったはずが、いつの間にか昨今のマスメディアに対する厳しい意見が飛び交う展開に…。3人による酔いどれトークの一部を抜粋して紹介します。

 * * *
勝谷:(流行語大賞候補リストを見て)これ何? 俺知らないよ、「上級国民」って何?

中川:解説しましょう。2020年の東京オリンピックのエンブレム問題のときに大会組織委員会の武藤敏郎事務総長が「(佐野研二郎氏がデザインしたエンブレムは)一般国民に理解が得られない」と発言したんですが、この「一般国民」という言葉がインターネット上で炎上したんですよ。つまり、武藤さんを含めた五輪関係者およびデザイン業界の関係者は「(自分たちのことを)『上級国民』だと言いたいんですか?」ということで、ネット上で反発の意見が渦巻いたわけですね。

勝谷:(五輪関係者が)自分たちで(上級国民と)言ったんじゃないんだね。

シマヅ:(上級国民という言葉をネットユーザーたちが)勝手に作ってんじゃん。

中川:そうです。ネット上で生まれた言葉です。

勝谷:うーん、それはちょっと“作り”だなぁ。

シマヅ:バカらしい。

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