芸能

蛭子さん 話題の顔ヨガを体験したルポ&イラスト公開

顔ヨガを体験する蛭子さん(イラスト/蛭子能収)

 多くの有名人の顔をあっという間に若返らせ、テレビをはじめ多くのメディアで話題沸騰中の顔ヨガ。昨年10月に発売された『日めくり まいにち 顔ヨガ!』は3万部を超える大ヒットを記録している。今回、顔ヨガを体験したのは、漫画家の蛭子能収さん(68才)。俳優として長編映画初主演となる『任侠野郎』の6月公開も目前だ。顔ヨガ講師・間々田佳子さん指導のもと、蛭子さんの顔はいかに変わるのか? 以下、蛭子さんの体験記だ。

 *    * *
 顔ヨガなんて、もちろん知りませんでしたよ。体験前に講師の間々田さんが、“顔ヨガで表情筋を動かして顔のたるみ、ほうれい線、シワが改善すれば小顔・若顔になる”って言ってましたけど、お金もかけずに、そんなうまい話はないって思いましたね。おれ、ギャンブルでうまい話にのって、何度も失敗してるから…。

 おれ、猫背だし、けっこう机に顔を近づけて漫画描いてますけど、間々田さんいわく、日常生活の何気ない猫背や無表情が「デカ顔」「老け顔」の原因らしいです。パソコンやスマホを長時間使ってるときは顔を動かしてないから、顔の筋肉が固まって重くなってたるむって。まあ、理屈は解りますけどね。パソコンやスマホしながら顔を動かしてる人なんて、見たことあります?(笑い)

 顔ヨガって、とにかくめちゃくちゃ顔を動かすんですよ。おれ、人生でこんなに顔を動かしたの初めて。最初に「くちゃくちゃぱっ」ていうのをやったんですけど、準備体操って言うから軽いマッサージみたいなのを想像してたら、もう、いきなり全力疾走させられた感じで…。目と鼻と口をギューッと寄せたと思ったら、目と鼻と口をパッと開く。顔中に血がスゥーッとめぐる感じ。顔でグーパーするみたいな運動なんですけど、いっぺんにいろんな部分を動かすのって、難しいんですよ。数回やっただけで疲れちゃって。これって、頭の血のめぐりも良くなってるんですかね。

 顔ヨガをやる前は半信半疑だったけど、意外に、効果が出たんですよ。へっへっへっ。おれ、顔の左側がたるんで下がってるのが気になってたから、ダメ元で頬のたるみを引き上げるポーズ(「こめかみストレッチ」)を教えてもらいました。顔全体をギューッと上に引っ張って、思いっきり舌を伸ばす。姿勢を伸ばして息を吐き出すのがコツらしいんですが、ついつい猫背になっちゃって。何度も姿勢を注意されながら、“痛気持ちいい”感じまで引っ張った後、左右の顔を比べてみたら、たるみの少ない右側より左側が引き上がってました。ほんとに変わったんですよ。自分で言うのは恥ずかしいけど、たるみが引き上がって、ちょっとは若く見えますね(照れ笑い)。でも、顔ヨガって、こんなに短時間で効果が出るもんなんだって、ちょっと驚きました。

 ひと通り終わったら、運動した後みたいに顔がポッカポカして、血行が良くなった感じがありますね。けっこう疲れますけど、顔のいろんな所を伸ばしたりするのは気持ちいいです。でも、今、すごく眠いんです。間々田さんによると、顔ヨガは呼吸を意識してやるから、自律神経の副交感神経が優位に立つそうです。そうすると、全身がリラックスして眠たくなるみたいなんですよね。ほんとに眠いんですよ。
 
 初めての顔ヨガだったけど、これなら手軽にできますよね。でも、効果を出そうと思ったら、やってるときの恥ずかしさは捨てないといけないですね。もちろん、外では絶対やらないです。始めたときと比べて、終わったみたら顔が柔らかくなった気がするので、顔のコリも取れるんじゃないですかね。1日1回やるとしたら、朝起きてすぐやるのが一番いいと思いますよ。顔色も良くなりますからね。おれも、ちょっと続けてみようかな。

関連記事

トピックス

妻とは2015年に結婚した国分太一
「“俺はイジる側” “キツいイジリは愛情の裏返し”という意識を感じた」テレビ局関係者が証言する国分太一の「感覚」
NEWSポストセブン
二刀流復活・大谷翔平の「理想のフォーム」は?(時事通信フォト)
二刀流復活・大谷翔平の「理想のフォーム」は?「エンゼルス時代のようなセットポジションからのショートアームが技術的にはベター」とメジャー中継解説者・前田幸長氏
NEWSポストセブン
24時間テレビの募金を不正に着服した日本海テレビ社員の公判が行われた
「募金額をコントロールしたかった」24時間テレビ・チャリティー募金着服男の“身勝手すぎる言い分”「上司に怒られるのも嫌で…」【第2回公判】
NEWSポストセブン
元セクシー女優・早坂ひとみ
元セクシー女優・早坂ひとみがデビュー25周年で再始動「荒れないSNSがあったから、ファンの皆さんにまた会いたいって思えました」
NEWSポストセブン
TOKIOの国分太一
【スタッフ証言】「DASH村で『やっとだよ』と…」収録現場で目撃した国分太一の意外な側面と、城島・松岡との微妙な関係「“みてみぬふり”をしていたのでは…」《TOKIOが即解散に至った「4年間の積み重ね」》
NEWSポストセブン
衝撃を与えた日本テレビ系列局元幹部の寄付金着服(時事通信フォト)
《24時間テレビ寄付金着服男の公判》「小遣いは月に6〜10万円」夫を庇った“妻の言い分”「発覚後、夫は一睡もできないパニックに…」
NEWSポストセブン
解散を発表したTOKIO
《国民に愛された『TOKIO』解散》現場騒然の「山口達也ブチギレ事件」、長瀬智也「ヤラセだらけの世界」意味深投稿が示唆する“メンバーの本当の関係”
NEWSポストセブン
漫画家の小林よしのり氏
小林よしのり氏、皇位継承問題に提言「皇室存続のためにはただちに皇室典範を改正し、愛子皇太子殿下の誕生を実現しなければならない」
週刊ポスト
警視庁を出る鈴木善貴容疑者=23日午前9時54分(右・Instagramより)
「はいオワター まじオワター」「給料全滅」 フジテレビ鈴木容疑者オンカジ賭博で逮捕、SNSで1000万円超の“借金地獄”を吐露《阿鼻叫喚の“裏アカ”投稿内容》
NEWSポストセブン
解散を発表したTOKIO(HPより)
「TOKIOを舐めるんじゃない!」電撃解散きっかけの国分太一が「どうしても許せなかった」プロとしての“プライド” ミスしたスタッフにもフォロー
NEWSポストセブン
大手芸能事務所の「研音」に移籍した宮野真守
《異例の”VIP待遇”》「マネージャー3名体制」「専用の送迎車」期待を背負い好スタート、新天地の宮野真守は“イケボ売り”から“ビジュアル推し”にシフトか
NEWSポストセブン
「最近、嬉しかったのが女性のファンの方が増えたことです」
渡邊渚さんが明かす初写真集『水平線』海外ロケの舞台裏「タイトルはこれからの未来への希望を込めてつけました」
NEWSポストセブン