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2016.06.02 16:00  週刊ポスト

ハーバード研究 コーヒーを飲むと自殺率は男女共50%低下

コーヒーを飲むと自殺率も低下

 かつては、「胃に悪い」「肌に悪い」と言われ、健康的ではない飲み物とされていた。しかし、最新の研究ではコーヒーに含まれるカフェイン、ポリフェノールなどの成分が病気を予防することが分かり、さらに脳に関する病気の抑制や予防にも効果があるとされている。

 飲まない人より飲む回数が多い人ほど、脳卒中の発症率が格段に下がったのだ(注/国立循環器病研究センター 予防健診部医長の小久保喜弘さんによる)。脳梗塞も同じような結果が得られたが、脳出血に顕著な結果が出た(注/全日本コーヒー協会より)。理由として考えられているのがポリフェノール。熱に弱いため、深煎りしないほうが効果はあるかもしれない(注/東京慈恵会医科大学 分子生理学講座 講師の山澤徳志子さんによる)。

 アルツハイマー病もコーヒーを飲む習慣がある人のほうが、発症を遅らせる可能性があるという(注/サウス・フロリダ大学とマイアミ大学が発表)。

 カフェインが関係しているのではないか、と仮説を立てて認知症の研究を進めている研究者も出てきており、朗報が待たれる。

 また、コーヒーを飲むと男女ともに自殺率が50%低下するとハーバード公衆衛生大学院が行なった研究により明らかになった。セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンなどの特定神経伝達物質の生産性を、コーヒーが高めることで軽度の抗鬱剤として作用するためだとされている。

 気分転換の一杯は、あながち間違っていないという裏付けだ。

※週刊ポスト2016年6月10日号

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