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大容量BDレコーダー徹底比較 手間省略か人気番組重視か

パナソニックの『全自動ディーガ DMR-BRX2020』

 いよいよリオ五輪も佳境。日本とリオは12時間の時差があり、放送は深夜~早朝の放送になるので、録画が必須。これを機に、便利な予約機能を持つ、大容量のBDレコーダーに買い替えるのがおすすめだ。

 パナソニックの『全自動ディーガ DMR-BRX2020』は、設定した好みのチャンネルを丸ごと自動録画してくれる「チャンネル録画」に対応。面倒な個別の番組録画予約の手間を省ける。最大6チャンネルを16日分録画できるので、家族で見たい番組がいくつも重なった時もけんかにならない。

 チャンネル録画した番組は、16日が過ぎると古い番組から自動消去されるので、容量不足の心配はなし。消去までに時間があるので、放送後に焦って見なくてもよく、旅行にも安心して行ける。録画した中に気になる番組があれば、リモコンのワンタッチ操作で、自動消去されない領域にダビングできる。

 また、ドラマなどのシリーズものは「毎回保存」が便利。ボタン一つで、次回分以降が自動消去されない領域にダビングされるので、うっかり16日以内に見忘れたときも安心だ。 リオ五輪を見据えてか、7万~8万円台まで値下げしている量販店もあるので、購入前には価格の比較リサーチをおすすめしたい。

 一方、ソニーの『BDZ-ZT2000』は、「みんなの予約ランキング」で人気の番組をすぐにチェックできる。これはインターネット経由で多くの人に予約されている番組を調べて、ランキング表示してくれる機能だ。

 予約は、番組を選んだらリモコンのボタン一つでパッと完了。ランキングで話題の番組を事前にチェックしておけば、「あの番組見た?」という会話に乗り遅れることもなくなる。

 また、登録したタレント名やキーワードの関連番組を自動録画してくれる「おまかせ・まる録」機能も便利。大好きな俳優の名前を登録しておけば、その俳優が出演する番組の予約を忘れてしまった時も、レコーダーが自動で録画しておいてくれる。しかも、再放送による重複録画を回避する賢い機能付き。

 録画した番組は「スポーツ」「ドラマ」「アニメ」などに、自動でジャンル分けされる。視聴時にはジャンルで絞り込みができるので、家族でたくさん録画をしていても、自分の見たい番組をすぐに見つけられる。

 こちらも現在は、量販店によっては6万5000円~8万円前後と比較的リーズナブルに購入できる。

【結論】
・家族内の録画争いや、見て消すの繰り返しの手間をなくしたい人は『全自動ディーガ DMR-BRX2020』
・周囲の話題に乗り遅れたくない人や、追っかけている俳優がいる人は『BDZ-ZT2000』

※女性セブン2016年8月18日・25日号

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