真美子さん(左)が信頼を寄せる大谷翔平の代理人・ネズ・バレロ氏(右)(時事通信)
シーズンも佳境に入る中、大谷翔平(31)の“グラウンド外”が騒がしい──。大谷が2024年に購入したオフシーズンを過ごすための“別荘”をめぐり、8月8日(ハワイ現地時間、以下同)、不動産投資家らから訴訟を起こされたのだ。在米ジャーナリストが語る。
「大谷選手がハワイ島マウナケアの高級リゾート地中央に位置する広い土地に、住居のみならず打撃や投球練習もできる“豪華別荘”を建築すると大々的に報じられたのは、昨年4月のことです。
今年1月には大谷選手と出産を控えていた真美子夫人(28)、愛犬・デコピン、そして大谷選手の代理人を務めるネズ・バレロ氏も参加する着工式も敢行。販売会社のホームページには、大谷選手のメッセージとして〈パラダイスを見つけました〉〈ここは特別な場所。そして、もうすぐ我が家となる場所〉といった宣伝動画も掲載されていました」
ところが、大谷が笑顔でそのように語る広告は、NEWSポストセブンが8月1日に『大谷翔平「25億円ハワイ別荘」HPから本人が消えた!』というタイトルで報じたように、今年7月までにいつの間にか消えていたのだ。バレロ氏と大谷が訴えられたのは、そんな混乱のさなかのことだった。
「今月8日、ハワイ州の巡回裁判所に、大谷選手およびバレロ氏を被告とした訴状が提出されたのです。原告は同別荘の開発業者と仲介業者の2人。
訴状には、大谷選手は豪華別荘の建設プロジェクトに広告塔として参加する内容の契約を結んでいたものの、バレロ氏が大谷選手の肖像権利用に過剰に介入し、『要求に応じない場合は大谷選手の契約を解除する』と脅迫することもあったと主張しています。
開発を担う合弁会社の大口出資者は、大谷選手側との関係悪化を懸念して原告の2人を解任。それを受けて、2人は今回の訴訟に踏み切ったようです」(前出・在米ジャーナリスト)
原告側は「不当に解雇された」「有名人による影響力の乱用だ」「代理人は選手を代表して行動しており、最終的に本人にも責任が及ぶ」などと主張し、バレロ氏と大谷選手を訴えている。