ビジネス

箱根湯本駅は駅伝に備えて5倍増員体制で臨む

小涌谷踏切は箱根駅伝にそなえて手動になる

 お正月の風物詩といって思い浮かぶもののひとつに、1920年から開催されている大学駅伝「箱根駅伝」があげられる。1955年からは毎年1月2日、3日の開催となり、正月休みで現地へ出かけての観戦をする人も多い。長年、観戦している人は気づいているだろうが、以前の箱根駅伝ではランナーが踏みきりで待たされる場面があった。現在はなぜ、ランナーの踏切待ちが発生しなくなったのか、フリーライターの小川裕夫氏がリポートする。

 * * *
 年末年始やゴールデンウィーク、お盆etc鉄道に限らずバスや飛行機にも普段よりも混雑する繁忙期が存在する。

 しかし、特殊な事情で、ほかの地域とは異なる独自の繁忙期が存在する鉄道会社もある。一例を挙げれば、東京都を走る都電荒川線は「4」のつく日に大混雑する。これは、”おばあちゃんの原宿”と称される巣鴨のとげぬき地蔵「高岩寺」が4のつく日を縁日としているからで、都電荒川線には高齢者がどっと押し寄せる。

「4」のつく日が縁日となっている高岩寺は、当然ながら元日も初詣客で混雑する。それは高岩寺だけではない。全国の鉄道各線はどこも初詣客でにぎわう。東武鉄道大師線、名古屋鉄道豊川線、西日本鉄道太宰府線など、参詣のために敷設された路線は全国に数え切れないほど存在する。だから1月1日は鉄道会社にとって書入れ時でもある。

 だが、元日よりも翌日の2日が、一年でもっとも混雑する路線もある。それが、箱根登山鉄道だ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

バドミントンの大会に出場されていた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
《部活動に奮闘》悠仁さま、高校のバドミントン大会にご出場 黒ジャージー、黒スニーカーのスポーティーなお姿
女性セブン
三浦瑠麗(本人のインスタグラムより)
《清志被告と離婚》三浦瑠麗氏、夫が抱いていた「複雑な感情」なぜこのタイミングでの“夫婦卒業”なのか 
NEWSポストセブン
ドラマ『Believe -君にかける橋-』で木村の妻役で初共演
初共演・天海祐希もハイテンションに! “木村拓哉の相手役”が「背負うもの」と「格別な体験」
女性セブン
オフの日は夕方から飲み続けると公言する今田美桜(時事通信フォト)
【撮影終わりの送迎車でハイボール】今田美桜の酒豪伝説 親友・永野芽郁と“ダラダラ飲み”、ほろ酔い顔にスタッフもメロメロ
週刊ポスト
わいせつな行為をしたとして罪に問われた牛見豊被告
《恐怖の第二診察室》心の病を抱える女性の局部に繰り返し異物を挿入、弄び続けたわいせつ精神科医のトンデモ言い分 【横浜地裁で初公判】
NEWSポストセブン
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
女性セブン
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン