現在未婚の女性皇族は7名。学業や公務に勤しむ若き女性皇族方のご活躍は、日本国民を励まし続けている。一方で、「適齢期」を迎えたプリンセスたちが結婚して皇籍を離れれば皇室活動が維持できなくなる可能性も指摘されている。いま注目すべき、若き女性皇族方の素顔に迫る。
●瑶子女王殿下(三笠宮家)
・1983(昭和58)年10月25日生まれ(33歳)
・お印:星
・学歴など:松濤幼稚園→学習院幼稚園→同初等科→同女子中・高等科→学習院女子大学国際文化交流学部日本文化学科卒業。
・総裁職など:国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD)総裁 、友愛十字会総裁。2006年から12年まで日本赤十字社青少年ボランティア課で勤務していた。
【父の遺志】
IAUD総裁に就いた時、「父と一緒に切磋琢磨してくれた方々と、私の世代がタッグを組んで広めていく時期だと思います」と挨拶。父・寬仁親王(故人)の遺志を引き継ぐ。
【剣道5段】
剣道5段の腕前。大学時代は女子副主将も務めた。ボランティアとして学習院初等科剣道部の指導も行っている。
【赤ちゃん】
2016年10月、富山県を御視察の際、子育て支援センターでは女児に気さくに話しかけ、赤ちゃんを抱き上げる場面も。
※SAPIO2017年2月号