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インスタ「#すっぴん」画像の多くは「すっぴん」ではない?

本当の「すっぴん」ではなく「すっぴん風」?(写真はイメージ)

 日夜、世界中から数多の写真がアップされ続けている写真投稿用SNS・インスタグラム(以下、インスタ)。ユーザー(=インスタグラマー)の間ではインスタグラムでの「いいね!」数を競って、“インスタジェニック(インスタ映えする)”な写真を撮ることに余念がないという人も多い。

 インスタでは、ハッシュタグと呼ばれる記号(「#」)を用いると、そのキーワードに関連する画像検索ができるようになっているが、なかでも若い女性の投稿に散見されるのが「#すっぴん」関連のタグだ。

 こうした「#すっぴん」写真を投稿する理由について、女子大生のAさん(20歳)は、こう語る。

「インスタを見ていると、『#すっぴん』、『#すっぴんごめん』、『#すっぴんすみません』、『#すっぴん失礼』といったハッシュタグをわざわざつけて、自分の自撮り写真をアップする子が大勢います。必死な盛りメイクで自撮りをするのはイタいという価値観があるから、あえて必死じゃない感じを出す女子が多いんです。

 最近のトレンドは、“抜け感”とか“ナチュラルさ”。とはいえ、ガチのすっぴんは恥ずかしくて晒せたものじゃないので、当然『すっぴん風メイク』をしている人がほとんどです。必死感を出さずに『いいね!』をたくさんもらいたいという女子の欲深さですね(笑い)」(Aさん)

 別の女子大生Bさん(21歳)が、「すっぴん風」の顔を作る方法をこっそり教えてくれた。

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