ライフ

「とりあえず、ビール」は深酔いしないためには正解

「とりあえずビール」は実は正しい

「体のメカニズムを知り尽くした医師なら、悪酔いしたり、二日酔いになったりしない、究極の飲み方を知っているはず」

 そんな思いを胸に、お酒好きの専門家を取材をすると、今までの常識を覆す賢い飲み方を教えてくれた。酒を“百薬の長”にするか、“百害”にするのかはあなた次第。忘年会シーズンに知っておきたいお酒情報をご紹介。

 定番の「とりあえずビール!」は、賢い選択なのだろうか。東海大学医学部の西崎泰弘教授はこう語る。

「アルコール度数が低いので、最初にビールを飲むのは正解です。強いお酒は脱水と利尿作用が高い。多くの水分が尿として失われます。また、体内のアルコール濃度が急激に高くなり、酔いやすくなってしまいます」

 お酒の種類を変えるのは、酒好きの楽しみの1つだ。よく「チャンポンしちゃったから、二日酔いがひどい」などと聞くが、その真相は?

「チャンポン自体が、悪い影響をもたらすことはありません。ただ、お酒の種類を変えて飲んでいくと、口あたりが変化するためおいしく感じ、ついついお酒が進みアルコール摂取量が増えてしまいます。また、種類を変えているうちに、飲んだ量がわからなくなり、適量を超える危険性が高まります」(西崎教授、以下同)

 いくつかのお酒を楽しんでも、最後の1杯は水やお茶、またはアルコール度数の低いお酒で終えるようにするのが鉄則だ。

「強くて濃いお酒で終わってしまうと、夜中に脱水症状に陥りやすく、二日酔いの原因にもなります」

※女性セブン2017年12月21日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
女性セブン
山下智久と赤西仁。赤西は昨年末、離婚も公表した
山下智久が赤西仁らに続いてCM出演へ 元ジャニーズの連続起用に「一括りにされているみたい」とモヤモヤ、過去には“絶交”事件も 
女性セブン
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
大谷翔平の伝記絵本から水谷一平氏が消えた(写真/Aflo)
《大谷翔平の伝記絵本》水原一平容疑者の姿が消失、出版社は「協議のうえ修正」 大谷はトラブル再発防止のため“側近再編”を検討中
女性セブン
被害者の宝島龍太郎さん。上野で飲食店などを経営していた
《那須・2遺体》被害者は中国人オーナーが爆増した上野の繁華街で有名人「監禁や暴力は日常」「悪口がトラブルのもと」トラブル相次ぐ上野エリアの今
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
運送会社社長の大川さんを殺害した内田洋輔被告
【埼玉・会社社長メッタ刺し事件】「骨折していたのに何度も…」被害者の親友が語った29歳容疑者の事件後の“不可解な動き”
NEWSポストセブン